家事も放棄し漢字パズルに没頭
「とにかく癒される」を超えて中毒になっているものがあります。
それは「漢字パズル」…多くの人たちは入院など時間を持て余した時にやるパズル雑誌の一種です。「漢字パズル」に家事も放棄し没頭しています。漢字パズル雑誌の中で私の最推しは『みんなの漢字』(朝日新聞出版刊)です。「パズル雑誌に違いなんてあるの…?」なんていう声が聞こえてきそうですが、それこそ「笑止千万」(漢字パズル頻出熟語)です。
『みんなの漢字』の素晴らしさ、まずは紙質…全頁厚めの白上質紙を使っているためとにかく書きやすい! ちなみに私の使用筆記具はフリクション赤0.7mm(0.5mm派と分かれるところだと思います)を使っているのですが、紙質によってはきれいに消えない、頁が破れるなどありますが、そんなことは心配無用です。いつもよりもキレイな文字が書けるようななめらかさなのです。次に問題の質と量、問題の難易度が難しいけど解けないことはない加減が絶妙です。問題数も35問(締切は二カ月後)と充分に余裕があるので手が出しやすい、「締切まで余裕あるうちに終わったな」とゆっくり解答葉書を書くぐらいがいい塩梅なのです。
そして「漢字杯チャレンジ」という決められた問題5問を全問正解すれば昇段していく将棋の世界のようなシステム(私は現在8段です)、巻末の昇段結果に名前が載った時はガッツポーズです。段位ごと、都道府県順に名前が載るのでその頁を見て全国の同志たちに思いを馳せたりします。
漢字パズルはいくらジャンキーになっても合法ですし、美しい風景を見て「山紫水明」など浮かぶようになったり、運がよければ賞品も当たるのでおすすめです。ちなみにWチャンスで当たる『みんなの漢字特性消せるボールペン』はフリクション0.7mmの替芯も使用できますのでご安心を。(text:フジヨシ ユウ)