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藤田嗣治展 - 昔の人が何を残して、何をしてきたか知るのはただ単純に面白い

2018.10.02   CULTURE | CD

東京都美術館 会期は10月8日まで
京都国立近代美術館 2018年10月19日(金)~ 12月16日(日)

 あなたは藤田嗣治をご存知ですか? 彼は明治半ばに生まれ、幼少期から絵描きになることを夢見て27歳の時に1人でフランス・パリに発ち、当時のパリっ子達から絶大な人気を得て、愛され、活躍した日本人画家の1人(最終的に彼はフランス国籍を取得)。実は日本国内の認知度というのはあまり高くなく、ここ数年で再評価されている画家の1人でもある。今回、上野公園にある東京都美術館で没後50年の大回顧展が開催されているので機会があれば是非足を運んでみてください。風景画、肖像画、裸婦、宗教画にセクションが分かれていて そこから彼の人生を知ることができるようになっている。アーティストとしての視点もユニーク。常に彼の人生の中で戦争は付き物の激動の時代、その中でアイディア、生き方、表現に限りはない事を教えてくれる。昔の人が何を残して、何をしてきたか知るのはただ単純に面白いので是非一度。(ROCK CAFE LOFT:小澤真美)

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