僕たちに多くの夢を見せて楽しませてくれた「少年ジャンプ」。世界一といっても過言ではないほど、多くの名作を世に送り出し全世界に影響を与え続ける世界一の漫画雑誌を作っている人は編集部の人もやはりオカシかった。そんな雑誌の舞台裏を体当たり取材で紐解いていくおにぎり屋兼業漫画家。よくある制作秘話のように重たくならず、それでも新しいものを送り出しているだけありネジの外れた編集部員たちによるある意味リアルな現場。雑誌作りの裏側もエンタメになるとのはさすがのジャンプというべきか。個人的な意見ですが、エンターテイメントを作っている方々には浮世離れして欲しいので、作品を作っている作家という天上人と読者という一般社会をつなぐ編集部員が、その絶妙なバランスを保っている関心することも。サクライタケシ先生によるこの漫画もそうですが、悪ふざけも本気でやってこそ面白いので、このまま全力でバカをやり続けて欲しいです。(Asagaya/Loft A:柏木聡)