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蜈蚣Melibe / この世界には有機人形がいる

2015.01.04   CULTURE | BOOK

太田出版 / 1080yen

 2014年にまさか蜈蚣Melibe名義がメジャーで読めるとは!90年代フリル服、長髪、“上下”交換改造人間(顔に小さなマスク)、四肢切断など独自フェチ振り切った「バージェスの乙女」シリーズ大好きだった。鬼畜だが愛溢れO嬢の物語のような気品が絶妙で。楽器合体少女の哀切さ美しさ最高。Pと連動、フニャられると戦えない外骨格w、ネトウヨ腐女ヘイト等最新要素に驚くもかつてアノマロカリス等古代生物の名が冠された少女らが織りなした壮大世界観が本作にも繋がる!「反語、逆説」読み取れる大人向け。百田●樹?ぶった切りハラワタ吹く場面もw かつての作品は伝説の人体改造鬼畜漫画誌『フラミンゴ』連載(昨今のケモナーとかモノアイはこの系譜かと思ったら全然違いBBA落胆w)、同人に移り、ある程度入手したが全部押さえられてないがもうイイのだ、著者の世界観全てを理解できるのは理系出身らしい著者だけ。初めてでも本書読むに支障なし。本当感慨、てか発禁心配…。バージェス、一部Kindleで読めるよ!作品直接関係ないが著者超美人、作中美女そのものです。(尾崎未央)

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