「フェンダー」という型破りなギターメーカーがなければ、「ロック」は無かったと言っても過言ではない。ハウリングを起こさない"ソリッド・ボディのエレクトリック・ギター"を「フェンダー」が開発・販売したことで、後に「ロック」という音楽ジャンルが生まれました。そんな感じの『「フェンダー」凄え』という内容が、カラー写真満載で事細かに書いてあります。全ページフルカラーなのでギター大好きな人なら誰でも楽しめます。貴重なヴィンテージ・ギターやカタログの写真が盛り沢山。「こんなカスタムカラーあったの！」と、鼻血出そうなくらい興奮できます。個人的にプロトタイプ2号機の写真は初めて見たので、とても興奮しました。新大久保の某中古楽器屋に展示されてる激レアなマローダーの写真も、もちろん載ってます。当時の広告のアートワークも盛り沢山。２０世紀の大発明に迫ったこの名著は3000部の限定生産。はやく買わないとなくなっちゃいますよ！（宮城マリオ）