初めて沖縄の地を踏んでから約18年。沖縄の表も裏も熟知する著者が、その間、溜まりに溜まったバカネタを大放出。
この手のネタは全国各地どこにでもあるが、沖縄のパワーは他県とはケタ違い。街角の交通標語はダジャレを堂々と噛ましまくり、バーの看板は「これ、何のバツゲーム?」とツッコミ入れずにおれないネーミングの嵐。タイタニク弁当、買ってみたら、ご飯の上に「炊いた肉」がてんこ盛り......。
表紙を見て「のっけからテンション高いな......」と思う人も多いだろうが、実はこのテンション、最後のページまでノンストップ。猫ひろしのギャグ100連発ならぬ、沖縄人総動員のギャグ400連発。油断もスキもあったもんじゃない。
6月3日(金)にはNaked Loftで発売記念のトークライブも開催。自粛の嵐もあっさり吹き飛ぶ、さらなるお蔵出しネタと泡盛で盛り上がるサー。(小野川由基知)
沖縄バカ一代 / カベルナリア吉田
2011.05.06 CULTURE | BOOK