Rooftop ルーフトップ

NEWS

トップニュース最後の見世物小屋を描いたドキュメンタリー映画『ニッポンの、みせものやさん』、昭和101年新春にアンコール上映が決定。お年玉として「見世物小屋・絵看板ポストカード」をプレゼント

最後の見世物小屋を描いたドキュメンタリー映画『ニッポンの、みせものやさん』、昭和101年新春にアンコール上映が決定。お年玉として「見世物小屋・絵看板ポストカード」をプレゼント

2025.12.05

misemono_poster.jpg

「ここに日本人のふるさとがある」── 小沢昭一

昔はいろんなお祭りや縁日で見かけた「見世物小屋」。
へび女、人間ポンプ、タコ娘、ロクロ首、オートバイサーカス……。最盛期には数百軒を数えたという見世物小屋、その最後の一軒と言われる大寅興行社。北海道から九州、日本を縦断するなかで見つめる、一座の暮らしと人情、そして10年にわたる交流から滲み出る、一瞬の人生の輝き。
 

misemono_main.jpg

毎年恒例の見世物小屋が出る新宿・花園神社の酉の市直後の2012年12月、新宿K's cinemaで上映されるや、異例の口コミで大ヒットしたドキュメンタリー映画『ニッポンの、みせものやさん』が、また戻ってくる。
 

初公開以来、毎年年末に新宿K's cinemaでアンコール上映が続いていたが、今回は1月3日の「新春」にめでたく上映が決定。
2026年は「昭和101年」、昭和、平成、令和と時代は過ぎても、綿々と引き継がれ、老若男女、誰もが懐かしさと親しみを感じる「見世物小屋」。
見世物小屋を懐かしむ年配の観客のみならず、怖いけどちょっと見世物小屋をのぞいてみたいという高校生まで、幅広い年代の観客を集めてきた。
映画に登場する大寅興行社も健在で、見世物小屋の興行を続けている。
 

misemono_sub1.jpg

misemono_sub2.jpgmisemono_sub3.jpg

今年のアンコール上映の初日1月3日(土)には奥谷洋一郎監督のティーチインも開催。
また、お正月のお年玉として、1月3日(土)の入場者先着30名に昭和の風情を感じる「見世物小屋・絵看板」ポストカードをプレゼントする。
 

misemono_postcard.jpg

▲見世物小屋・絵看板ポストカード
 
なお、『ニッポンの、みせものやさん』は配信・DVD化の予定がないため、ぜひ映画館で鑑賞していただきたい。

『ニッポンの、みせものやさん』アンコール上映

misemono_poster.jpg

昭和101年(2026年)、今度は新春に新宿に帰ってきます!!
2026年1月3日(土)から9日(金)まで“一週間限定”モーニングショー!!
連日 午前10:00より(連日1回のみ上映)
料金(税込):一般¥1,500/大高¥1,300/中小シニア¥1,200
新宿K's cinemaにて上映
※1月3日(土)の上映後に、奥谷洋一郎監督のティーチインを開催予定
 
【映画『ニッポンの、みせものやさん』】
出演:大寅興行社のみなさん
監督:奥谷洋一郎
2012年/日本/デジタル/90分/配給:スリーピン
©︎ 2012 Yoichiro Okutani All Rights Reserved.
▼映画『ニッポンの、みせものやさん』オフィシャルサイト

関連リンク

RANKINGアクセスランキング

データを取得できませんでした

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻