テルミン奏者・街角マチコが主催するライブイベント『全日本テルミンフェス』が、2017年の前回開催以来9年ぶりに復活する。
開催日は2026年3月28日(土)、会場は東京・代官山UNIT/晴れたら空に豆まいての2会場同時開催となる。
『全日本テルミンフェス』は、世界最古の電子楽器であるテルミンにより親しみを持ってもらうため、街角マチコが2015年に立ち上げたイベント。
日本中に実は多くいるテルミン愛好家をはじめ、音楽好きやカルチャー好きを中心に愛されてきた。
名誉会長を務めるのは芸能界きってのテルミン好きとして知られる、タレントで俳優の片桐仁。
前回開催から9年という時を経て、ついに帰ってくるこのフェスには、国内外からテルミンのトップアーティストたちが集結する。
第1弾の出演者として、12名のテルミン奏者による異色の大型ユニット「東京テルミンオーケストラ」をはじめ、街角マチコの参加する音楽ユニット「ザ・ぷー」や「新種のImmigrationsB」、そして「あらかじめ決められた恋人たちへ」のテルミン奏者クリテツらの参加が発表された。
さらに海外からも、2024年公開の映画『きみの色』で類まれな演奏を披露したフランスのテルミン奏者「グレゴワール・ブラン」の出演が決定しており、国境を越えた“テルミンの祭典”として前回を凌ぐスケールになることが予告されている。
また今回の開催に向けて、主催者の街角マチコは「全日本テルミンフェス」をより盛り上げるためのクラウドファンディング企画を準備中。2025年11月中の開始を予定しており、ファンやテルミン愛好家が一緒にフェスをつくり上げる、新しい試みとなりそうだ。
なお全日本テルミンフェスの公式サイトでは、出演アーティストを紹介する映像シリーズを公開中。
第1弾として、名誉会長・片桐仁のコメントおよび貴重なテルミン演奏映像がアップされており、今後も順次公開予定とのこと。
9年の時を経て、テルミンの音色が再び代官山の夜を震わせる。
“世界でも類を見ない、異色のテルミンフェスティバル”が、ここから新たな歴史を刻む。
片桐仁(全日本テルミンフェス名誉会長)コメント
どうも、全日本テルミンフェス名誉会長の片桐仁です。
この世の中には2種類の人間がいます。
テルミンを知っている人間と、テルミンを知らずに人生の恍惚を味わうこともなく
何の価値もない無益な一生を終える人間。
あなたはどちらですか?
是非「全日本テルミンフェス」に来たれ! 国民よ!
街角マチコ(全日本テルミンフェス主催)コメント
テルミン奏者の街角マチコです。初めてテルミンに触ってからずっと、テルミンの軽やかな音色が大好きで、弾けば弾くほど、「もっとこんな風に弾きたい」という思いがどんどん出て来ます。
これまで、テルミンを通じていろいろな人に出会うことが出来ました。今、自分の持てる力を全て使ってテルミンフェスを開催したらどうなるんだろう? もしかしたら、私自身が一番楽しみにしているのかもしれません。前回の開催から9年、2026年のテルミンの現在地を示すべく、全力で狼煙をあげます。お客さんが来てくれるのか、正直わかりませんが、とにかくやります。テルミンを弾く人も、弾かない人も、力を合わせ、テルミンを愛する人々でつくり出す祭。「全日本テルミンフェス」。ぜひ目撃しに来てください!
【街角マチコ プロフィール】
テルミン奏者。2005年より自身のテルミン教室「テルミン大学」を開校し、これまで教室やワークショップで教えた生徒は1000人以上に上る。これまでにテルミン奏者としてサカナクション山口一郎氏によるNHKの音楽実験番組や、落合陽一氏の「遍在する音楽会」、小山田壮平、吉澤嘉代子のアルバムに参加。国際的怪電波ユニット「ザ・ぷー」や、バンド「新種のImmigrationsB」のメンバーとしても活動中。教室とアーティスト活動を通してテルミンという楽器の魅力を発信し、音楽的にテルミンを奏でることを日々追究している。
Live Info.
全日本テルミンフェス
日程:2026年3月28日(土)開演:16:00
会場:代官山UNIT/晴れたら空に豆まいて(東京)
チケット情報:2026年1月発表予定
主催:街角マチコ(テルミン大学)
■公式WEBサイト:https://theremin-fes.com/
■クラウドファンディング情報:詳細は11月中に発表
出演者(第1弾発表)
●東京テルミンオーケストラ
●クリテツ(あらかじめ決められた恋人たちへ)
●大西ようこ(テルミンミュージアム館長)
●空中カメラ
●新種のImmigrationsB
●フェザード・シジュ(ほぼ日見習い勤務の宇宙鳥)
●グレゴワール・ブラン(映画「きみの色」テルミン奏者)
●街角マチコ
●ザ・ぷー
and more...(第2弾アーティストは12月に発表予定)














