mezcolanzaが、2025年7月17日に東京・三軒茶屋GrapeFruitMoonで開催したアコースティックワンマンライブの模様を収録したライブアルバム『LIVE AT GrapeFruitMoon』を10月10日(金)にリリースする。
本作は、今年8月10日にリリースされた初のライブアルバム『LIVE AT PANGEA』に続く第2弾ライブ音源。
『LIVE AT PANGEA』がバンドのロックな熱量と一体感を凝縮した作品だったのに対し、『LIVE AT GrapeFruitMoon』ではアコースティック編成ならではのメロディックな側面、感情に寄り添う歌詞、そしてボーカルCocomiの成長をじっくり味わうことができる。
収録曲は「シュラ!シュラ!バー!」「キラキラミライ」に加え、メドレー形式の「彗星〜平成」、さらにCocomiが成瀬心美名義でコロナ禍に発表した隠れた名曲「ごぶさた」をmezcolanzaとしてリアレンジしたアコースティックバージョン。結成10周年の歩みをコンパクトに総括した内容となっている。
また、この日のライブをもってベースのおかのいずみとドラムの西浦謙助がバンドを卒業。節目となる一夜が音源として記録されることになった。
今後mezcolanzaは、Cocomi(Vo)、カトウタロウ(Gt)、ハジメタル(Key)を中心とした新体制=Phase 2へと進むことも発表されている。
Cocomiは「5人体制で残せた最後の音源」とコメント。カトウタロウ、ハジメタルも今後のPhase 2への意気込みを語り、節目のライブ音源をより特別なものにしている。
本作のジャケットデザインはベースのおかのいずみが手がけており、実際に彫刻刀を使用して制作されたもの。mezcolanzaのシンボル“メスニコラ”と『LIVE AT GrapeFruitMoon』の文字が彫られており、手仕事ならではの温かみと、この特別な夜の空気感を表現している。
すでにオフィシャルYouTubeチャンネルでは、当日の模様を収めたダイジェスト映像が公開中。今後は映像作品としての展開も予定されている。
メンバーコメント全文
【Cocomiコメント】
メンバー5人体制で残せた最後の音源です。
以前リリースしたバンドver.のライブ音源とはまた違ってmezcolanzaの強みでもある❮多面性❯が存分に発揮出来ている作品になりました。
アコースティック音源のリリース自体も初めてなので、いつもと違ったごちゃ混ぜをお楽しみください。
【カトウタロウ コメント】
そうだ、最初はこの3人だった。鼻息荒く舞い上がった男2人の間でキラキラした女の子が1人、男の趣味を押し付けんばかりに共有したい欲求から始まったトークイベント。その時僕は照れ臭さをかき消さんばかりに浴びるように酒を飲み、翌日記憶は朧げ、必要以上に残った酒の不快感が前日の自分の行動を明白にした。いつしか一緒に音楽を作り色んな景色を見てきた。人が集まって何かをできるというのは当たり前の事では無い。初心を思い出してまた鼻息を荒くして曲を作り更なる景色を見れたらと思います。どうぞここからのバンドにご期待ください。
【ハジメタル コメント】
8月にリリースした『LIVE AT PANGEA』はロックバンドとしての勢いを感じてもらえる作品でしたが、今作は一歩引いた大人のサウンドを表現できたと思います。結果的に節目となるアルバムになりました。これまで支えてくれたおかのいずみさん、西浦謙助君には大変感謝しています。今後はリズム隊をサポートに迎えたり、3人でのアコースティック編成に挑戦するなど、より機動力のあるバンド活動を展開していきます。最新情報はメンバーやバンドのSNSで発信していきますので、ぜひフォローしてチェックしてください。
▼Teaser|mezcolanza『LIVE AT GrapeFruitMoon』
▼「ごぶさた」Music Video
メンバーによる楽曲解説
① シュラ!シュラ!バー!(作詞・作曲:ハジメタル)
ハジメタル「アコースティックで演奏すると、曲の余白や間が際立ち、原曲とはまた違った緊張感が生まれます。この編成ならではの表情を届けられたと思います」
② キラキラミライ(作詞:Cocomi|作曲:ハジメタル)
Cocomi「バンドver.でリリースしていたこの曲は、もともと今現状の自分に満足しない強い意志を感じさせるパワフルな曲でしたが、アコースティックアレンジになることによってちょっと余裕の生まれた女性像な聞こえ方になるのが面白いなと個人的に思っています」
③ 彗星〜平成(作詞・作曲:カトウタロウ[彗星]|作詞・作曲:ハジメタル[平成])
バンドの中でも比較的メッセージが濃いめ且つ勢いだけで鳴らせるタイプの楽曲では無い為、奏でる人間がそのまま出やすいです。
今回アコースティックでライブで鳴らしている分、いつも以上に表情や感情が伝わるのではないかと思います。Cocomiの歌の表情やハジメタルの曲の繋ぎのピアノの情緒も楽しんでいただけると嬉しいです。
④ ごぶさた(作詞:Cocomi|作曲:ハジメタル)
Cocomi「コロナ禍にソロ名義でリリースしたこの曲はライブでもなかなか披露されない曲としてしまってありました。ステイホームが明けた今5人で奏でるこの曲に凄く意味があると思い、メンバーとリアレンジしました。音源はアコースティックver.のみですが、このメンバーでこの曲を作品として残せて幸せに思います」
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