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Ring Ring Lonely Rollss、孤高の10年を刻む"混乱する時代だからこそ、個人の生活の尊さが際立つ"最新アルバム『,But beautiful world』をリリース

2025.09.19

Ring Ring Lonely Rollssが、最新アルバム『,But beautiful world』を本日9月19日(金)にリリースした。
 
どのシーンにも属さず、後ろ盾を持たず。それでも歩みを止めることなく10年。Ring Ring Lonely Rollssは、いつだって孤高の存在だった。有名ミュージシャンや映画監督がその音楽を絶賛し、一部のリスナーは熱狂的に支持する。不思議と「好きなアーティスト一覧」には載らないのに、「一番好きなアーティスト」として名を挙げる人が多いのも、このバンドの特異な魅力だろう。そんな彼らが、結成10年の節目に放つ待望のニューアルバムが『,But beautiful world』。本作は、近年続いた自然災害や社会の混乱を経て、それでもなお自分の中に渦巻く感情と向き合うことで生まれた。怒りや葛藤、後悔、かすかな希望──過去と現在、そして未来への思いとともに、半径3メートルの日常に潜むささやかな幸福まで丁寧に掘り下げている。他人のためではなく、まず自分のために紡いだ感情が、結果として音楽になった。半径3メートルの現実にじっと向き合い、逃げずに綴った、きわめて個人的な記録である。けれど、その正直な言葉が、思いがけず他者の感情と静かに共鳴していく。
 
「混乱する時代だからこそ、個人の生活の尊さが際立つ」
 
そんな視点から紡がれた全7曲は、聴く者それぞれの現実に寄り添い、共に歳を重ねていける音楽として響く。自由な創作姿勢が、Ring Ring Lonely Rollssの音楽をより普遍的なものにしている。わずか30分とは思えないほどの密度を誇り、聴く者を物語の深部へと引き込む。先行配信された3曲に加え、新たに収録された楽曲のミックス/マスタリングには、ヒップホップシーンの重鎮でもあるTSUTCHIE(SHAKKAZOMBIE)が参加。これまでのRing Ring Lonely Rollssとはまた違う表情を見せるサウンドが完成した。60〜70年代ロッククラシックからの強い影響を色濃く残しつつ、"王道の音楽"を軸に据えながらも、独自の表現を模索した本作。往年のロックナンバーを想起させる骨太な楽曲から、HIPHOPユニットでの経験を活かした自由度の高いボーカルワークまで、音楽性は実に多彩。どこか無邪気で、時に忘れていた記憶を呼び起こすような楽曲群は、夢と現実を行き来するだけでなく、その二つを静かにつなぐ"感情のインターフェイス"のような作品となっている。
 
「音楽くらいは楽しく行こうぜ」。そんな想いが詰まった『,But beautiful world』は、Ring Ring Lonely Rollssのこれまでの歩みと、これからの可能性を示す重要なマイルストーンとなりそうだ。
 
,But beautiful world_Artwork.jpg
アートワークを手がけたのは、古くから交流のある絵本作家:VVIN。今回のジャケットにはVVINの描き下ろしの絵に加え、Vo.大坂元紀が紡いだ歌詞が刻まれており、音楽と絵と言葉が一体となった作品に仕上がっている。
 
また、9月29日(月)には下北沢THREEとBASEMENTBARを舞台に2会場往来型のリリースパーティーを、さらに12月11日(木)には、新代田FEVERにて自身最大キャパシティとなるワンマンライブを開催する。
 
【Ring Ring Lonely Rollssプロフィール】
2015年、大坂元紀(Vo/Gt)、森智香(Pf,Cho)の2人により結成。後に、2人が暮らす近所に住むギタリスト浦野ケンジ(Gt)、昔から3人と交流のあった山村優太(Ba)が加入。忘れていた大切な記憶を呼び起こすような言葉が一本の槍となり、ジャンルに捉われない多彩なサウンドを束ね心臓を刺す。1st album『Chemical』(2016年)をリリース後、自分達の思うまま活動することを望み独立。2nd album『うまれてきてよかった』(2021年)が映画監督松居大悟の耳にとまり、映画『手』の主題歌として書き下ろされた『スロウタイム』を含むmini album『A 1000 Dreams』(2022年)リリース。多幸感に満ちたライブに定評があり、同年、下北沢BASEMENT BARにて初のワンマンライブをSOLD OUTで成功させる。どこのシーンにも属さず、独自の世界観を持つ孤高のバンドRing Ring Lonely Rollssのこの先の活動から目が離せない。

商品情報

,But beautiful world

発売日:2025年9月19日(金)
フォーマット: DIGITAL(DL/ST) / CD

iTunesStoreで購入

収録曲:
1. わるかない
2. ,but beautiful world
3. すごいこと
4. Today
5. coral
6. UP
7. A paradise

Live Info.

Ring Ring Lonely Rollss 『,But beautiful world』Release Party

2025年9月29日(月)
下北沢BASEMENTBAR&THREE 2店舗開催
open / start 18:30
adv / door ¥2,900 / 3,400(+1drink)
 
Live:
Ring Ring Lonely Rollss / Newdums / persimmon / futures / 東京パピーズ / サイトウタクヤ(w.o.d.)
DJ:
handsome kanemochi
 
チケット予約はこちら
※【入場順】先着特典あり

Ring Ring Lonely Rollss 『,But beautiful world』Release Party -Final-

2025年12月11日(木)
新代田FEVER
open / start 19:15 / 19:45
adv / door ¥3,000 / 3,500(+1drink)
 
Live:
Ring Ring Lonely Rollss
 
チケット予約はこちら
※【ご予順】先着特典あり。
 
※当日のご来場順ではありませんのでご注意くださいませ。

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