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札幌在住バンド、First Love is Never Returnedが3rdミニアルバムをリリース。「僕らの行進曲」のMVを公開。そしてavexとの新レーベル設立を発表

2025.05.28

NYにボーカル留学経験を持つKazuki Ishidaを中心に結成された5人組バンド、First Love is Never Returned。
 
2022年末の再始動から、札幌在住でDIYに活動を続けながらも「Spotify Early Noise」への選出や、『RISING SUN ROCK FESTIVAL』『VIVA LA ROCK』への出場、初のワンマンツアーの成功など、着実に音楽業界関係者と音楽フリークの間で知名度を増してきた彼ら。
 
全国のラジオ局でパワープレイを獲得するなど、各所から称賛が相次いだ「挿入歌」のリリースを経て本日リリースとなったのが、3rdミニアルバム『POP OUT! III』だ。
 

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新録3曲を含めた7曲入りとなる今作。これまではKazuki Ishida(Vo./Key./Gt.)がすべての楽曲のソングライターを務めていたが、今作はM5「メモリーフラッグ」をKeita Kotakemori(Gt./Key./Cho)が、M6「落日々」をArata Yamamoto(Gt./Cho.)が作詞・作曲を担当。より各々のメンバーの音楽的源泉が見える自由な「ポップミュージック」の集合体となっている。
 
また、本日Music Videoが公開となった、今作のパイロットソング「僕らの行進曲」は、Kazuki Ishida(Vo./Key./Gt.)が作詞作曲を担当。
誰にでもあるような「返事が来ない」という感情を出発点として、スポットライトが当たることがなかった彼自身のバンドマンとしての時間とバンドのストーリーを衒いのないポップネスで包み込んでいる。
バンド史上最もアッパーな仕上がりの楽曲ではありながらも、急遽登場するジャズセクションやミュージカルタッチのアレンジなど、音楽的に一筋縄ではいかない「らしさ」はこれまで通り。「挿入歌」に続いて、対バンの繋がりからストリングスパートをBIGMAMAの東出真緒に依頼するなど、バンド史上最もフックに富んだカラフルなサウンドにも注目だ。
 
また、Music Videoは「挿入歌」に引き続き、同じく北海道出身のSato Shinyaがディレクターを、山口洋介(koe Inc.)がプロデューサーを務めた。
 
▼僕らの行進曲【Music Video】
 

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そして今作のリリースと共に、彼らはavexと共に新レーベル「HEiLO RECORDS」(読み:ヒイロレコーズ)の設立を発表。レーベル名には、主に「緋色」や「緋色草」という言葉が持つ「想いが滲む色」「家族愛」という2つの思いを込めたという。
札幌という場所でスポットライトを浴びることなく、DIYに活動を行なってきた彼らは「正直、メジャーレーベルのオトナは嫌いだった」と語りつつ、そんな彼らがメジャーレーベルと手を取る決め手としたのは「人」。「たまたま、信じてもいいと思った人たちがメジャーレーベルの人間だった」と、より多くの人に音楽を届けるために、純粋に自分達のことが好きな人たちと新たにタッグを組むことを決めたという。
 
さらに、今夏からはバンド2度目となるワンマンツアー『#FLiNR S/A TOUR 2025[WHAT IS POP OUT?]』を8月から9月にかけて大阪、東京、札幌の3カ所で開催することが決定。
ツアーは8月23日(土)梅田シャングリラ、9月5日(金)渋谷WWW X、9月27日(土)札幌ペニーレーン24で開催される。

First Love is Never Returned コメント

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3rd Mini Album「POP OUT! III」のリリース、そしてHEiLO RECORDSという新たなレーベルの設立を発表させていただきます。
 
「POP OUT!」シリーズの3作目。これまで以上に自由な「ポップミュージック」への挑戦が詰まっています。何よりも、まずはこの音楽に出逢ってもらえることを祈っています。そして、ワンマンツアーでお待ちしています。
 
そして、新レーベルの設立に関してお話しさせてください。
 
僕らは今も札幌に住み、皆さんと同じように昼間は仕事をして、有給の計算に日々頭を悩ませながら、音楽活動をしています。いま、ありがたいことに少しずつ僕らと出逢ってくれる人が増えてきましたが、長い間全く陽の目を見ることなく、札幌のライブハウスだけで過ごしていたバンドです。その間には、いわゆる「業界のオトナ」に馬鹿にされたこともあれば、ライブハウスの仲間が理不尽な扱いをされて、やるせない思いをする場面も多々見てきました。要するに、メジャーレーベルのオトナは正直嫌いでした。
 
だからこそ、自分達のことを純粋に好きでいてくれる人だけから力を借りて、ずっとDIYに進んできたバンドです。そんな中で、自分達のことを好きだと言ってくる「業界のオトナ」と出逢いました。僕らがどれだけそっけない態度をとっても、諦めずにライブハウスに来る変な人たち。余りのしつこさに根を上げて、気づけば何度も酒を飲み、長い時間をかけて最終的に信じてもいいと思った人は「たまたま」avexという会社の人でした。そして、どこかの「会社」ではなく「人」を信じたからこそ、僕らは新たなレーベルを作ることにしました。 
 
HEiLO RECORDSという新たなレーベル名に込めた想いは、「緋色」と「緋色草」というものが持つ「思いが滲む色」・「家族愛」の意です。これから先も僕らは、これまでと変わらない今までの仲間に新たな仲間を加え、すべての音楽に精一杯の想いを詰め込んでいきます。
 
これは「メジャーデビュー」なんて華々しい物語ではありません。
 
昼は必死に仕事をして、夜は仄暗いライブハウスから音を鳴らす、有り触れたバンドの物語です。
 
そんな僕らの姿と音楽が、誰かにとっての救いになる日まで。
諦めの悪いバンドが鳴らす行進曲を、どうか一緒に歩んでくれると嬉しいです。
 
2025年5月28日夕刻、僕らのホーム・ライブハウスVyPass.から。
 
── First Love is Never Returned一同

商品情報

First Love is Never Returned
『POP OUT! Ⅲ』

リリース:2025年5月28日(水)
フォーマット:Digital・CD(オフィシャルECショップ、ライブ会場限定)
レーベル:HEiLO RECORDS

iTunesStoreで購入

【Track】
01. 僕らの行進曲
02. Black or White?
03. それが恋だと言ってくれ!
04. 夜的平成浪漫(読み:ヨルノヘイセイロマンス)
05. メモリーフラッグ
06. 落日々(読み:らくじつび)
07. 挿入歌

Live Info.

#FLiNR S/A TOUR 2025[WHAT IS “POP OUT”?]

※すべてワンマン公演
大阪編:8月23日(土)場所:梅田 Shangri-La|OPEN 18:00 / START 18:30
東京編:9月5日(金)場所:Shibuya WWW X|OPEN 18:30 / START 19:00
札幌編:9月27日(土)場所:ペニーレーン24|OPEN 18:00 / START 19:00
料金:前売一般 ¥4,500|学割 ¥3,500
チケット:https://eplus.jp/flinr/

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