1979年に結成。同年デビューし、テクノ・ポップ/ニュー・ウェイヴの中心的存在となった平沢進率いるP-MODELが、1985年と1986年にALFA RECORDS(当時の名称)が設立した新レーベル“EDGE”からリリースしたアルバム2タイトルを、最新デジタル・リマスタリングのCD(Blu-spec CD2)と、最新カッティングのアナログ盤にて再発。共に4月23日(水)に発売される。
『KARKADOR』(カルカドル)はP-MODEL6枚目のアルバムで、平沢進(Vo, G)、横川理彦(B, Vo, Violin)、三浦俊一(Key)、荒木康弘(Perc)によって“新しい一歩”と定義し、レコーディングされたポップでカラフルな印象を与える異色作。今作より加入した横川理彦によるヴァイオリンを導入しサウンドも大きく変化したリズミックなタイトル曲「KARKADOR」や、メロディアスでファンの間でも人気の高い「サイボーグ」を収録。
『ONE PATTERN』(ワン・パターン)は7枚目のアルバムで、前作『KARKADOR』よりメンバーを再び一新し、平沢進(Vo, Key, G)、中野照夫(B, Key, Vo)、荒木康弘(Dr, Gong Bass, Perc)、高橋芳一(Systems)によってレコーディングされ、80年代P-MODELの集大成にして、最もアッパーな魅力に満ちたテクノ・ポップの進化形を探究した孤高の傑作。伸びやかな平沢進のボーカルが印象的な「Zebra」や、新メンバー・中野照夫による曲も収録され新境地を開拓した作品。
この2タイトルは2007年の再発以来、長らくパッケージとしては入手困難な状況が続いていたが、『KARKADOR』はリリースより40周年、またALFA MUSICが設立55周年を迎えたのを機に再発が実現。デジタル・リマスタリングは砂原良徳が、アナログ盤のカッティングはバーニー・グランドマンが手掛け、ファン待望の必聴盤となっている。
また、ブックレットには平沢進とも親交のある精神科医、筑波大学名誉教授の斎藤環によるライナーノーツが掲載され、作品を探究した興味深い内容になっている。
【CD】『KARKADOR』
2025年4月23日(水)発売
品番:MHCL-31039|価格:¥3,300(税込)|Blu-spec CD2
【収録曲】
1. KARKADOR
2. オルガン山にて
3. ダンス素凡夫
4. サイボーグ
5. 1778-1985
6. LEAK
7. オール
8. HOURGLASS
9. PIPER
10. KARCADOR
【完全生産限定盤 アナログ盤】『KARKADOR』
品番:MHJL-416|価格:¥4,950(税込)
【収録曲】
<SIDE A>
1. KARKADOR
2. オルガン山にて
3. ダンス素凡夫
4. サイボーグ
5. 1778-1985
<SIDE B>
1. LEAK
2. オール
3. HOURGLASS
4. PIPER
5. KARCADOR
【CD】『ONE PATTERN』
品番:MHCL-31040|価格:¥3,300(税込)|Blu-spec CD2
【収録曲】
1. OH MAMA!
2. LICORICE LEAF
3. Astro Notes
4. メビウスの帯
5. Drums
6. Zebra
7. おやすみDOG
8. Another Day
9. ハーモニウム
10. サンパリーツ
【完全生産限定盤 アナログ盤】『ONE PATTERN』
品番:MHJL-417|価格:¥4,950(税込)
【収録曲】
<SIDE A>
1. OH MAMA!
2. LICORICE LEAF
3. Astro Notes
4. メビウスの帯
5. Drums
<SIDE B>
1. Zebra
2. おやすみDOG
3. Another Day
4. ハーモニウム
5. サンパリーツ
【P-MODEL プロフィール】
1979年結成。同年デビュー。以降、テクノ・ポップ/ニュー・ウェイヴの代表的な存在となる。3rdアルバム以降は音楽スタイルもメンバーも1作ごとに変化し、常に革新的な音楽実験を繰り返し数々の作品を発表。1999年にはいち早くネットワーク配信を取り入れ、レコーディングのプロセスを公開ミックスダウンと称してインターネット上で公開し各方面に衝撃を与えた。2000年からは3度目の活動休止である“培養”期間に入っている。