「ブレイク・ソング」は、愛を“休める”breakと、愛が“壊れる”break、男女それぞれの目線からのすれ違いを歌ったJIJIMならでは軽快な失恋ソング。隙間を活かしたシンセフレーズと、弾むようなリズムセクション。その上でソウルフルに歌い上げるポップでキャッチーなメロディ。JIJIMのレパートリーの中でもひときわ軽快なこの曲は、まるで短編映画のようなストーリーが綴られている。歌詞とメロディ、そしてバンドアンサンブルが織りなすコントラストが楽曲に深みを与えている。
今作のアレンジを手がけているのは、7月にリリースした「ヘルシーラヴ」でもアレンジを手掛けたOvallのギタリスト・関ロシンゴ。
シンジュの歌声とメロディを最大限に活かしつつ、ところどころヒネリの効いたコード進行など、ベニー・シングス ~ トム・ミッシュの系譜に位置付けられるような、ジャジーでポップなサウンドプロダクションはJIJIMの新境地といえる。
明るくポジティブに感じられるサウンド感とは裏腹な男女の別れを歌った楽曲それぞれの“自由” とは。過去を振り返る男性と、前を向く女性、両面の感情をシンジュが歌う。
ジャケットのイラストは、今作もメンバーのホリ!!!(AGt / Syn)による描き下ろしとなっている。
シンジュ コメント
この楽曲が出来た時には自分の中に小さな男女を住まわせて、愛し合わせて喧嘩させて、仲直りさせて日々を歩ませてと、二人の営みを楽しませて貰いながらこの楽曲の制作に挑んだのですが、どうも僕自身が男の子なのもあってか、基本わがままなのは男の子の方なんです。
アレンジに携わってくださったのは関口シンゴさん。
この楽曲こそ、別れなんて言葉が似合わない楽曲にしたい。とそんな自分の天邪鬼な気持ちを形にしてくださりました。
別れてはいますが、前を見ている。終わりじゃない。その音楽の仕上げをとても綺麗にしてくださりました。
「ブレイク・ソング」とは別れだけではなくておやすみ、休憩の歌です。
その後の恋の再開は、二人に任せてみました。これからどうなっていくのかは全然わからないですけど、またうまくいってほしいなぁと思ったりします。
【JIJIM プロフィール】
Vo. シンジュ、Dr. カガミ、Gt. ジャン・ジンペイ、Ba. オクム、Key. ヒトカ、A.Gt. / Syn. ホリ!!! からなる『ピースフルを掲げる革新的セクステット』。
ボーカルのシンジュが中心となりメンバーを集め、2022年5月より活動を開始。
「ジジム」とはトルコ語で『小さくて楽しい』という意味で、トルコの伝統的な織物でもある”キリム”の織り方のひとつである。
1織り1織り願いを込めて創りあげていくジジム織のように、1音1音に願いを込めて音を届けていきたいという想いから、この名前がつけられた。
バンドの掲げるフラッグシップは、ピースフル。
6人全員20代前半であるものの、それぞれが違うジャンルの音楽と向き合いそれぞれの音楽性を育ててきたこともあり、演奏は元よりキャラクターにも個性が溢れる。
そして、フリーダムな感性を持って構築される楽曲から感じさせられるスタンダードな魅力が、ナチュラルな肌触りを。ハイクオリティかつハイブリッドな魅力が、今後シーンに頭角を表すであろう革新を感じさせる。
ライブでは、バンドの存在、そして楽曲内で描かれるストーリーを具現化するようなパフォーマンスで魅せる6人編成の‟JIJIM”。
商品情報
Live Info.
2024年12月26日(木)
【愛知】club KNOT
2024年12月31日(火)O-Crest 2024 Year End Party
【東京】 Spotify O-Crest
2025年1月17日(金)2nd LINE pre.『NEW YEAR RED HOME PARTY」』DAY4
【大阪】LIVE SQUARE 2nd LINE
2025年1月19日(日)IMATNIZM -ALMIGHTY 2MAN SERIES 2025-
【広島】ALMIGHTY
2025年1月29日(水)
【東京】Spotify O-Crest
2025年2月22日(土)片平里菜 風の吹くまま 甲府編
【山梨】Feel Rock CAFE YUMURA
※アコースティック編成
2025年3月15日(土)SANUKI ROCK COLOSSEUM 2025
【香川】高松市内ライブ会場