オルタナティブロックバンド、鉄火の1stアルバム『ダム』が本日12月11日(水)に配信リリースされた。
今年結成されたバンドの勢いそのままに、エネルギーの塊のような衝動やユーモアがダイレクトに詰め込まれた作品となっている。
アルバムには既に配信済みの「アンダーザサン」「ゆうれい」「ニューライフ」含む計7曲が収録されており、タイトル通り「ダム」の如く水面下で激しく静かに解放の時を待っている。
リード曲「Sayonara」のMVも同日公開、またアルバム爆誕記念企画として12月23日(月)に新代田FEVERにてリリースイベントも開催される。彼らの衝動をぜひ目撃していただきたい。
▼「Sayonara」Music Video
鉄火『ダム』セルフライナーノーツ
私の生まれた町にはダムがあった。
大きくて、静かで、ちょっとこわい。
水面に広がる波紋を見つめて「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」と水面下の世界を想像していた。厨二病だった。
林香苗武氏によって描かれたジャケット写真が、鋭い眼光でこちらをじーっ見ている。バンドの意思を内包したような、秘めた熱意と底知れぬエネルギーを感じる。感じるのだ。
2024年産声をあげた鉄火の熱量と勢いを、男女混声のエキセントリックなバンドサウンドにのせてユーモアたっぷりにぶち込んだ。
喜怒哀楽、あるいは愛について、4人の衝動が様々なトーンで放たれる。
剛鉄のギターに歪み泣くベース、鍛造の如きドラミング。
オルタネイティブを焼き入れしたような、ポップでロックなハードコアサウンドに仕上がった。
きっと誰しもが心にダムを持っている。
むき出しの喜怒哀楽を手放しに表現できる人は少なくて、憧れるけど何となくしてはいけないものになっていて、窮屈な生活にやられちまった時とか、心の蛇口がバカになった時にドバーッと放水してしまう。私はそうだ。
爆音で、うるさくて、ちょっと泣ける。
鉄火の1st、タイトルは“ダム”。
内包されたエネルギーに触れて欲しい。
聴いてください。聴くよね。じーっ。
──鶴浩幸(Vo/Gt)
【鉄火プロフィール】
日本のロックバンド。メンバーは、鶴浩幸(Vo/Gt)、黒瀬莉世(Vo/Ba)、岡愛子(Vo/Gt)、武市心平(Dr)の4名。剛鉄のギターに歪み泣くベース、鍛造の如きドラミング。オルタネイティブを焼き入れしたような、ポップでロックなハードコアサウンドが魅力。全員がソングライター・コンポーザーを担う。2024年1月、初シングル『アンダーザサン』を皮切りに、3カ月連続シングルリリース。同年3月、下北沢SHELTERにて初ライブにして初ワンマンを決行。大成功。
商品情報
Live Info.
鉄火 1st Album『ダム』爆誕記念企画「大メーンクライマックス1」
出演:鉄火 / ULTRA / 砂の壁
2024年12月23日(月)東京都|新代田LIVE HOUSE FEVER
開場18:30 / 開演19:00
前売¥3,500(+1D)/ 当日¥4,000(+1D)