アンダーグラフの真戸原直人が作詞、THE LIMIT SIGNの近藤田付也が作曲を手掛け、飯島アツシと共同で制作された。
11月3日に開催された渋谷LOFT HEAVENでのワンマンライブで初披露された楽曲の一つでもあり、また、本作のリリースを皮切りに三作連続リリースが決定している。
真戸原直人、近藤田付也インタビューより
真戸原直人(アンダーグラフ)
Q. どんな想いで、どんな願いを込めて書いたのか。また、詞を書いたときに、自分にしか書けない詞のこだわりみたいなものを意識して書かれたのか、そういったポイントがあれば教えてください。
A. 誰もが感じてしまう孤独感。それを掻き消そうと僕らは、人に会ったり、時に1人の時間を敢えて作ります。
この楽曲や言葉が出来る事は、それでも「独り」を感じないで欲しい。そんな思いを込めて書きました。
作曲者の近藤くん、飯島くんへのメッセージでもあり、聞いてくれる方や、僕自身への言葉でもあります。
どんな事があっても、「独りにならないで」。そんな思いを込めました。
近藤田付也(THE LIMIT SIGN)
Q.どんな曲調で作ったのか。また、どういったメロディーを意識して作ったのか教えてください。
A. 震災の復興を願ってということでしたので壮大なイメージで作ろうと思いました。
そこに温かさや優しさが加わればピースフルなメロディーになると意識しました。
サビはみんなで歌うイメージで作ったので皆さんと一緒に育てていきたいです。
飯島アツシコメント
楽曲のテーマとして、「震災の時に聴きたい曲、勇気づけられた曲」という楽曲を作りたくて制作しました。
「復興」はしたとしても、「震災が起きた」事実は消えることはない。
そんな被災者へのエールを込めた「繋がり、孤独にさせない」をテーマソングとして書き下ろされました。
震災を受けての”思い”は人それぞれ。
感情や考え方に正解などない。
だからこそ不安や悩み、寂しさを抱えてしまうこともあるかもしれないが、この曲は「悲しく辛い出来事を忘れさせる歌ではなく、立ち向かっていけるように」という思いが込められています。
デモ音源が出来上がった時の印象については、「独りにならないで」というタイトルに惹かれ、曲を聴き進めるうちにその言葉がグッと説得力を持って、物語が立体的に聴こえてきた印象でした。
「つなぐ手、つなぐ思いが、今を乗り越え大きな力になると願っております。今、あなたの隣にいる人と手を取り合って聞いてほしいです。」
また、12月11日(水)には第二弾リリース楽曲の「ステージへ」、12月25日(水)には三作連続リリースの最終作となる「Everyone's Love」がリリースされる。各詳細については公式サイトや各種SNSをチェック。