商品情報
子どもを森へ帰せ「森のようちえん」だけが、AIに置き換えられない人間を育てる
発売日:2024年10月25日
価格:1,980円(税込)
四六判/400ページISBN:978-4-8342-5391-7
著者:
宮台 真司
おおたとしまさ
ニッポンの教育は、ここから――。
いま「森のようちえん」という幼児教育のスタイルが、世界的に注目されています。
いわゆる野外保育であり、子どもたちは大人の指示にただ従うのではなく、自然環境に誘われるままに自由に動き回ります。それには日本の里山の環境も、じつにフィットするのです。
気候変動や民主主義の機能不全など、国内外でさまざまな課題が立ち現れる中、「森のようちえん」の実践には、世の中を変える可能性があります。それはなぜでしょうか?
本書は、社会学者の宮台真司さんと、教育ジャーナリストのおおたとしまささんによる師弟対談をもとに、葭田昭子氏、坂田昌子氏、関山隆一氏らユニークな実践者も参加しながら、「森のようちえん」の可能性を追究していきます。
その中で、社会学はもちろん哲学、人類学、心理学、生物学、経済学、政治学、そして宗教まで、古今東西の人類の叡智を総動員した「宮台社会学」のエッセンスも味わえる一冊です。
◆目次◆
はじめに 迷子になった現代人のための道しるべ おおたとしまさ
第1章 なぜいま「森のようちえん」なのか? 宮台真司×おおたとしまさ in 下北沢
第2章 「森のようちえん」実践者との対話 vol.1 宮台真司×おおたとしまさ×葭田昭子×坂田昌子 in 秩父
第3章 「森のようちえん」実践者との対話 vol.2 宮台真司×おおたとしまさ×関山隆一in 横浜
あとがき 森のようちえんは、教育をはるかに越えた射程を持つ 宮台真司