エンタメ情報サイト「ぴあ」の大人気連載、大槻ケンヂ(筋肉少女帯)『今のことしか書かないで』の書籍が10月4日(金)に発売される。
ロックミュージシャン、作家の大槻ケンヂ・オーケンの日常が別世界へつながる“限りなくエッセイに近い幻想私小説”。エンタメ情報サイト「ぴあ」で掲載していた連載を待望の書籍化。
「大きな事件のある2週間もあれば、取り立ててなにも起きない2週間もあるだろう。でもそれが我が日々だ。仕方が無い」の言葉からはじまった、連載「今のことしか書かないで」。
文字通り、ここ2週間内に起こった個人的なトピックを綴っていくサクサク読めてクスっと笑える現在進行形型エッセイ……だったはずが、章が進むにつれ“限りなくエッセイに近い幻想私小説”へと思いもよらない変化を遂げた。
私小説的エッセイとしては「FOK46 突如40代でギター弾き語りを始めたらばの記」から10年、小説としては「ロコ! 思うままに」から実に18年ぶりの作品。表紙はイラストレーターのせきやよい、帯コメントは大槻ケンヂに多大なる影響を受けた、小説家でありエッセイストと燃え殻が担当。
本当よりも少し哀しく、でも可笑しみも少々。この文章群に「嘘」はない。すべて希望。
ベストアルバムみたいなオーケンの最新刊。 ──燃え殻
東名阪でのサイン会のほか、10月27日(水)には「大槻ケンヂ・オーケンのほほん学校高円寺編~『今のことしか書かないで』出版記念!」の開催も決定している(詳細はこちら)。