▲柳田(ヤナギダ)役・阿部顕嵐
永井 三郎原作の金字塔・人気漫画『スメルズ ライク グリーン スピリット』が、10年以上の時を経て2024年9月19日(木)よりMBSドラマフィル枠(MBS:毎週⽊曜 深夜1時29分〜、tvk毎週木曜深夜1時~ほか)にて、実写ドラマ化することが決定。その予告動画が解禁された。
▼『スメルズライクグリーンスピリット』予告映像
本作は、閉鎖的な平成のド田舎を舞台に、自分のアイデンティティに目覚め、彼を取り巻く少年たちが織り成すひと夏の淡い青春ストーリー。クラスで浮いていて “髪が長い”という理由で、同級生からいじめられるが抵抗せず、唯一の心のよりどころが、隠れて母親の口紅を塗ったり、服を着たりすることが日課となっている主人公・三島フトシ(ミシマフトシ)役に、まだ18歳ながらに俳優歴10年の荒木飛羽、「本当の自分」を押し殺し、クラスで浮いていて “髪が長い”という理由で、主人公・三島フトシ(荒木飛羽)をイジメるグループのリーダーで、ある日、三島が落とした口紅を自らの唇に塗ろうとする桐野マコト(キリノマコト)役は曽野舜太に決定。さらに、三島に対し強く当たってしまう、バスケ部に所属するクラスのムードメーカー・夢野太郎(ユメノタロウ)役に藤本洸大が出演。
また、4人目の追加メインキャストが解禁され、どこか訳アリな様子もうかがえる都会から閉鎖的なド田舎に転任してきた社会科教師・柳田(ヤナギダ)役に自身初の教師役となる阿部顕嵐が決定した。さらに、主人公・三島フトシの母親でシングルマザー・三島香葉(ミシマカヨ)役に酒井若菜、夢野太郎(藤本洸大)が所属するバスケ部の顧問で熱血教師・江戸川敏彦(エドカワトシヒコ)役に加治将樹、三島たちの学校に勤める英語教師・沢田綾子(サワダアヤコ)役に金井美樹、クラスメートの女の子・藤井凛花(フジイリンカ)役に片田陽依の出演が決定した。
▲三島香葉(ミシマカヨ)役・酒井若菜
▲江戸川敏彦(エドカワトシヒコ)役・加治将樹
▲沢田綾子(サワダアヤコ)役・金井美樹
▲藤井凛花(フジイリンカ)役・片田陽依
阿部顕嵐コメント
Hello hello hello
素敵なキャスト、スタッフ、自然の緑に刺激を受け、楽しくメリハリのある撮影をできました。
10代の精神を忘れずに生きている僕ですが個人的に人生初の教師役です。
今年の夏を捧げました。
是非ご覧ください!
澤田育子(監督)コメント
魅力的な原作に興奮しながら、登場人物それぞれの状況と計り知れない多種多様な思いに、いくつもの解釈の可能性を巡らせました。
その中で、三島フトシの「いつか堂々と『自分はこういう人間だ!』って言える日がくるといいな」という台詞に、最も寄り添いたいと感じました。
多感な10代の頃に限らず、大人になっても、いつだって、誰しもに湧き上がる思いかもしれない。
自由でありたいという自分と、他者に優しくありたいという自分。両立させるのは、時として非常に困難だったり。フェアであることは難しい。
優しさと苦しさ、愉快さと困惑、強さと弱さ。豊かな大自然に囲まれながらも感じる窮屈な息苦しさは、便利過ぎる世の中にも通ずる何かであったり。
他者の感情を全て理解することは不可能だけれど、身近な誰かの気持ちに寄り添い想像することが、自由で優しい世界を構築する第一歩であり、世界平和への道となることを信じていきたいです。
スタッフ・キャスト一丸となり、大事に作り上げました。御覧頂けましたら幸いです。
新井友香(脚本) コメント
原作の「スメルズ ライク グリーン スピリット」があまりにも素晴らしすぎて、崖によじ登るような思いで、脚本にトライさせて頂きました。はじき飛ばされそうな時も多々ありましたが、ここまで惚れ込める原作に向き合うのは、とても幸福な時間でした。永井三郎先生、ありがとうございます。リスペクトしている澤田育子監督、素敵なスタッフの方たち、フレッシュで魅力的な俳優の方々、関わったすべての方々と、同じ世界を共有できたことに、ひたすら感謝しております。
スメルズ ライク グリーン スピリット
MBSドラマフィル枠にて2024年9⽉19⽇(⽊)より放送スタート
原作:永井 三郎
(コミックBe「スメルズ ライク グリーン スピリット」/ふゅーじょんぷろだくと 刊)
出演:荒木飛羽
曽野舜太 藤本洸大
片田陽依 金井美樹 富岡晃一郎 池田有希子 鳥居みゆき 宮下今日子
市川しんぺー 西原誠吾 千代田信一 加治将樹
荻野友里 黒沢あすか / 酒井若菜
阿部顕嵐
監督:澤田育子
脚本:新井友香
製作プロダクション:スタジオブルー
製作:「スメルズ ライク グリーン スピリット」製作委員会・MBS