ライブハウス「ネイキッドロフト」が今年オープン20周年&横浜移転3周年を迎え、2024年9月から12月にかけて記念公演を開催する。
2004年12月のオープン以来、多国籍タウン新大久保で面白いものは何でも取り込んでいくというコンセプトのもと、サブカルチャー色の強い“トーク&ミュージック”を届けるイベントを毎日開催してきたライブハウス「ネイキッドロフト」。
日本のフォーク/ロック史の黎明期から存在する「新宿ロフト」とサブカルの聖地「新宿ロフトプラスワン」の姉妹店でありつつ、客席とのより密なコミュニケーションを図り、型にとらわれないイベントを絶えず志向する“実験劇場”として16年間営業を続けてきたが、入居ビルの老朽化や新型コロナウイルス感染拡大によるキャパシティの制限などもあり、多くの出演者やお客様に惜しまれながら2020年12月末日をもって新宿での営業を終了した。
その後、2021年9月にJR横浜駅西口から徒歩3分のアミューズメントビル内に「ネイキッドロフト横浜」としてリニューアルオープン。165年に及ぶ外来文化を受け入れてきた港町・横浜で独自のエンタメ・カルチャーを発信し続けている。
その「ネイキッドロフト」のキービジュアルを、同店で定期的にイベントを開催してきたアイドル・絵恋ちゃんが担当。
さる8月3日に同店で行なわれた『絵恋ちゃんと由衣ちゃんの「お菓子作りはなんかおかしい〜シフォンケーキ編〜」』でキービジュアル任命が発表され、その場でラフ画を公開。その後完成に至り、このたび公開された。
▲キービジュアル
▲ロゴ&アイコン(20周年バージョン)
キービジュアルは、絵恋ちゃんが定期開催している『絵恋ちゃんの限界集会』でもお馴染みの相棒・オシマイくん(獅子舞の人形)をメインに据え、“Naked”の文字にさりげなく20周年を掛け合わせた洒脱な構図。新宿百人町時代のステージ背面と現在のステージ背面が対比するようにあしらわれ、同店が“実験劇場”と称されることから三角フラスコや試験管も描かれている。演者も観客も多彩な顔ぶれが集うコミュニティスポットの雑然さを的確に表現しているのが特徴だ。
絵恋ちゃんコメント
ネイキッドロフト創業20周年、移転3周年おめでとうございます! そして今回そのキービジュアルを担当させていただくことになり、光栄すぎてびっくりしました。おありがとうございます!
「寺田克也さんがロフトプラスワンに描いたような絵を」という恐ろしい依頼文に、「あんなすごいの描けるわけないだろ」と震え上がりましたが、わたしなりにネイキッドロフト愛を詰め込んで精一杯描かせていただきました!
ネイキッドロフトには移転前から大変お世話になっており、小さな劇場で笑ったり泣いたり沢山の実験を繰り返してきました。外から見れば、この中では何がおこなわれているのだろうというあやしい空間で、一歩踏み込めばもうここでしか息ができないほどの居心地の良さに、一体どれだけのはみだしものが救われてきたでしょう。これからもどうかいつまでも「俺たちのネイキッド」で!
なお、「ネイキッドロフト横浜」と縁の深い演者が集結するイベントは年末にかけて連日開催。詳細は後日、オフィシャルサイトで発表される。
「ネイキッドロフト横浜」店舗概要
【名称】ネイキッドロフト横浜(NAKED LOFT YOKOHAMA)
【住所】〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2丁目1-22 相鉄ムービル3階
【営業時間】18:00〜22:00 ※週末は12:00〜22:00
【ネイキッドロフト横浜オフィシャルサイト】http://www.loft-prj.co.jp/naked/
【ネイキッドロフト横浜オフィシャルXアカウント】https://x.com/NAKEDLOFT