スターリン完コピ・バンド、コケシドールが"解散弐獣執念記念盤"として『コケシズム』をアナログ化！

2024.08.06

80年代ニューウェイヴの渋いリイシューや太陽肛門スパパーンら、変態バンドのリリースで高名なレーベル「いぬん堂」主人・石戸圭一率いるスターリンのコピー・バンド、コケシドールが2003年2月に発売した『コケシズム』がアナログ化。8月28日（水）に12inchアナログ盤として復刻される。

コケシドールは、遠藤ミチロウが在籍していたザ・スターリンのコピー・バンドとして2000年に結成。メンバーは、蹄沢由美子（g）、狂気ミキサ（b）、アキヤマキミヤス（ds）、いぬん堂（vo）。2003年にファースト・アルバム『コケシズム』を発表し、ライブ音源も含んだセカンド・アルバム『Go! Go! コケシドール』でメジャー・デビューを果たすも、同2003年に解散した。

本作『コケシズム』は、「全ての革命的変態諸君！お前らみんな鯉だぜ！」「今世紀最後のザ・スターリン・コピーバンド」「終わってしまった変態のシンボルとして恣意的かつ確信犯的に模倣する」など、ラビッツ革命に幸あれ！と立ち上がった（当時）30男達の情念の吹きだまりを凝縮した作品。恐れを知らぬ遠藤ミチロウへのアンサー・ソング（単なる替え歌ともいう）「遠藤さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」を収録。ジャケットは早見純画伯。12inch 45回転、黒盤、A式ジャケ巻き帯。インサートに書き下ろし「調整池の愚行」を掲載。