初夏の淡くほろ苦い二人の一コマを振り返り、日常を訥々と強く踏み続ける。誰もが思い出す何気ない光景の積み重ねが恋愛のみならず生きることに結び付くと感じさせる切なくも温かみある楽曲。
senoo ricky(折坂悠太(band)、YeYe、山本精一etc)、吉居大輝(幽体コミュニケーションズ)、那なみき(ゴリラ祭ーズ)ら関西の実力派ミュージシャンにより軽快に時にグッとさせるアレンジで彩られエバーグリーンに心に響く一曲となっている。
今後も1stアルバムに向けてリリースが続く予定。
セルフライナーノーツ
この曲ができたのは確か2019年頃のこと。
決して帰れない時間があったことを、せめて覚えていられますように。
そんな気持ちでこの歌を書いたような気がします。
その頃はまだ弾き語りでしか自分の曲を歌ったことがなかったのですが、それでも、もしいつかこの曲をリリースするなら、その時は誰かと一緒に演奏したのを録りたいな、と漠然と思っていました。
今回、りっきーさん、吉居くん、なみきちゃんという尊敬してやまない音楽家の皆さん、エンジニアの須田さん、そしてアートワークのカマダマミコさんと「一緒に」 (emsemble)、ようやくこの曲をこうして形に出来て、本当に嬉しい限りです。
約3年振りの新曲にして初の配信シングル「スコール」、いろんな場所のいろんな人に届きますように。よろしくおねがいいたします!
【ひろせむつみプロフィール】
Singer-Songwriter。1998年大阪出身。
幼少期よりリトミックやピアノといった音楽体験を積み、2017年の夏頃から自作曲でのライブを始める。虚飾のない言葉、正直で真っ直ぐな声が持ち味。
2019年、ピアノ弾き語り作品の1st EP「あざやか」を発表。
2021年、京都在住のドラマー・senoo rickyをゲストに迎えた2nd EP「こーてん」を発表、デュオ編成でのライブを始める。
2022年8月より、学業のため1年間南仏に滞在。この期間には「えあめーる音源集」と称した音源作品を2つ制作。
2023年、ひろせむつみ(ensemble)として、senoo ricky に加えて新たにギタリト・吉居大輝(from 幽体コミュニケーションズ)、ベーシスト・SSWの那なみきをサポートメンバーに迎えた4人体制のバンドセットでの活動を始める。
現在、1stフルアルバムを鋭意制作中。