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大槻ケンヂ、SUGIZO、坂本慎太郎、木暮"shake"武彦、久保田麻琴も絶賛する映画『シド・バレット 独りぼっちの狂気』、公開を記念した書籍の発売も決定

2024.04.26

ピンク・フロイドを創った男として知られるシド・バレットの謎に包まれた人生を紐解くドキュメンタリー『シド・バレット 独りぼっちの狂気』が5月17日(金)より渋谷シネクイント・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開される。
 

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このたび、ひと足先に本作を鑑賞した各界の著名人からコメントが到着。さらには、本作の公開を記念して書籍の発売が決定した。
 

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「若い人にこそ観てほしい」「“人生”の総てがアートだったことがよく判る」シド・バレットの人生を解き明かす本作は「奇妙なねじれのある魅力的な映画」

“ピンク・フロイドを創った男”として数々のアーティストに影響を与え続けるシド・バレット。今なお謎に包まれた人生の裏側に迫る本作をひと足先に鑑賞した著名人からコメントが到着。
 

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久保田麻琴「あまりにも素晴らしい映画」と評した上で「特に音楽関係者、バンド関係者には必須」と推薦。
大槻ケンヂ「若い人にこそ観てほしい」といい、より多くの方がこの映画に触れることを望む声が届いた。
SUGIZO「ここ10年、僕が誰よりも刺激を受けてきたアーティスト」だと明かし、シド・バレットがいかに大きな影響を与える人物だったかに言及。
原始神母の木暮”shake”武彦も初めてピンク・フロイドを聴いた日のことを懐古し、興味深かったシーンを挙げた。
そのほか、石野卓球伊藤政則坂本慎太郎立川直樹などが本作から受け取った想いや見どころなどを寄せている。

コメント全文

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*50音順/敬称略
 
あらためてシドがいたピンク・フロイドとシドのいないピンク・フロイドは名前の同じ別のバンドなのだな。と思いながら観ました。
──石野卓球(電気グルーヴ)
 
美しき天才は多くの人々の愛の中で眠る。
シドの“人生”の総てがアートだったことがよく判るドキュメンタリーだ!
──伊藤政則(音楽評論家・DJ )
 
若い人にこそ観てほしい。
どんなに若くて才気に溢れて美しくても、あんまり切那的に行き急いじゃよくないよ、とシドが教えてくれるから。
で、そのシドが、やっぱり若くて才気に溢れてとても美しいんだよね。
──大槻ケンヂ(ロックミュージシャン)
 
あまりにも素晴らしい映画。特に音楽関係、バンド関係者には必須。
60s、サイケ好きの予測を超える深みがあります。究極の乾いた悲哀。
──久保田麻琴(エンジニア・プロデューサー)
 
自分がフロイドを初めて聴いた1975年、シドはすでに伝説だった。
何をしたのか今ではくわしくわかっているが、ファンとしても知らなかったことがこの映画ではたくさん出てくる。
子供の頃の事、フロイド後の話、胸が痛い隠遁後の生活、狂人となったまま死んだのではなかったということも。
一番興味深かったのが、「炎」のレコーディング中にシドが現れた時のこと。
この話はできすぎていて、どこまで事実なのかと思っていたが、
その時のスタジオの空気、その場に自分も居たように感じることができた。
後で泣いていたというロジャーが語る、クレイジーダイアモンドの歌詞が突き刺さった。
──木暮“shake”武彦(原始神母)
 
これ以上進むと帰って来れなくなる領域があって、その一線を超えた者にしか作れない作品がある、
という考え方は今の時代にはそぐわないのかもしれない。
しかし、シド・バレットの2枚のソロアルバムにはそうとしか思えない特別さがある。
そして、それを形にして残すことができたのは友人たちの尽力があってこそだった。
──坂本慎太郎(ミュージシャン)
 
この10年、僕が誰よりも刺激を受けてきたアーティストこそが、シド・バレット。
 
早熟な孤高の天才の、その狂気かつ刹那的人生は、あまりにミステリアスで、そして極めて振り切っていて、僕にとってとてつもなく魅力的だ。
ある意味デヴィッド・ボウイよりも。ジョン・レノンよりも。
シド・バレットに憧れたボウイやマーク・ボラン、また、そこに憧れたシド・ヴィシャス達の系譜を見るに、サイケデリックの新鋭であった彼こそグラムの始祖であり、パンク、ゴス、ポストロックなど、僕が最も影響を受けてきたシーンの源流だったんだ。
 
驚異のロック・アイコン、狂ったダイアモンドに永遠に輝きを!
──SUGIZO(ミュージシャン)
 
クレイジーなストームがスタートさせたCRAZY_DIAMONDの謎を多くの人の記憶で解き明かす旅。
映像と言語の間に漂う静かな狂気がシドの瞳とシンクロし、鑑賞者は異次元へとトリップさせられる。
奇妙なねじれのある魅力的な映画だ。
──立川直樹(プロデューサー・ディレクター)
 
シドはイギリスのサイケデリック期を築いた張本人の一人。
ピンク・フロイドを離れた後は多くの憶測の中に隠された人物でしたが、フロイドのメンバーをはじめ、関係者、友人、恋人たちが詳細を語るこの映画でようやく実像が浮かび上がってきます。
──ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

映画の公開を記念し、書籍『シド・バレット読本』発売決定

今回、映画『シド・バレット 独りぼっちの狂気』公開を記念した書籍の発売が決定。5月下旬から全国の書店や一部上映劇場での販売を予定している。本作の監督であるロディ・ボガワのインタビューはもちろん、ストーム・トーガソンの再録インタビューはじめ、シド・バレットその人やその時代を紐解くインタビューや論考、コラムなど160ページにも及ぶ内容を予定している。
 
▼タイトル
A Book of Barrett
シド・バレット読本
 
ピンク・フロイドを創った男と
ブリティッシュ・アンダーグラウンド
 
▼内容
【ヒストリー】
シド・バレットとシュレディンガーの猫たち 松村正人
 
【インタビュー】
ロディ・ボガワ(『シド・バレット 独りぼっちの狂気』監督)
ピーター・バラカン 時代を先見したシド・バレットの繊細さ
石原洋 バレットの星座譜~時代と環境からみるシド・バレット 
河添剛 絶え間なく移動し、付き纏い、偏在する、シド・バレットへの自由な愛着
立川直樹 ピンク・フロイド、ヒプノシスとシド・バレット
ストーム・トーガソン(再録)
 
【論考】
シド・バレットの背景をなす、1960年代の英国の音楽環境 湯浅学
シド・バレット、綺想の系譜 山崎春美
シド・バレット全詩集解題 茂木信介
Shadow of Your Smile 「残照」への追憶 河添剛
 
【コラム】
シド・バレットと1960年代の前衛たち 松村正人
英国地下水脈におけるシド・バレット 持田保
アシッドフォークとしてのシド・バレット 河添剛
バレットチルドレン 村尾泰郎
ヒプノシス、IT、OZと英国グラフィズム 松村正人
 
【ディスクガイド】
シド・バレット~ピンク・フロイド主要作品ガイド
文=畠中実、村尾泰郎、松村正人
 
人名辞典
映画『独りぼっちの狂気』登場人物+関係者一覧
 
A5サイズ / 160ページ(予定)
定価:2,000円(本体価格、予定)
発売日:5月下旬(予定)*内容は予告なく変更することがあります。

選べるA3ポスター(2種)特典付き前売り券も一部劇場にて販売中

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全国共通鑑賞券:¥1,600(税込)
*『シド・バレット 独りぼっちの狂気』全国の上映劇場にて上映期間中ご使用いただけます
【注意事項】
◉上映期間中、本券1枚につき1名様限り有効。
◉検印なきもの及び入場前切り離し無効。
◉ご使用なくとも払い戻しはいたしません。
◉本券ではインターネット予約はできません。
◉一部劇場では本券と指定席券または整理券の引換が必要です。
◉上映期間、上映時間等については各上映劇場にお問い合わせいただくか、公式HPをご覧ください。
◉舞台挨拶やイベント回など、一部特別興行では使用いただけない場合がございます。
 

商品情報

映画『シド・バレット 独りぼっちの狂気』

監督:ロディ・ボグワナ、ストーム・トーガソン
出演:ロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスン、ピート・タウンゼント、グレアム・コクソン、ミック・ロック、ダギー・フィールズ、ノエル・フィールディング、トム・ストッパード、アンドリュー・ヴァンウィンガーデン
2023年/イギリス/94分/16:9/原題:Have You Got It Yet? The Story of Syd Barrett and Pink Floyd
配給:カルチャヴィル
©︎2023 A CAT CALLED ROVER.ALL RIGHTS RESERVED.
©Syd Barrett Music Ltd
©Aubrey Powell_Hipgnosis
5月17日(金)渋谷シネクイント・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

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