1986年に札幌で結成、日本屈指のロックバンドとして君臨し続けたbloodthirsty butchersが、11月3日(金・祝)の国内最大級アナログレコードイベント「レコードの日 2023」に、彼らが日本コロムビアに在籍時に発表したオリジナル・アルバムである『birdy』(2004)、『banging the drum』(2005)と、『bloodthirsty butchers VS +/-{PLUS/MINUS}』(2005)の3作品をアナログ化同時リリースする。これに先駆け、本日、公式YouTubeチャンネルを開設した。
▼bloodthirsty butchers公式YouTubeチャンネル
さらに、メンバーに田渕ひさ子を迎え、4人となったbloodthirsty butchersの日本コロムビア移籍第1弾として2004年にリリースされたアルバム『birdy』の1曲目に収録されている「JACK NICOLSON」のMusic VideoをYouTubeにて初めて公式公開した。
▼bloodthirsty butchers「JACK NICOLSON」Music Video
イシバシミツユキ(映像作家・監督)と長田悠幸(漫画家)のタッグで制作された「JACK NICOLSON」のMusic Videoは、「君がこの先大人になっても 悪い大人の手本でいたいんだ」と綴った上で、「このバンドで踏み込んでいたい、このバンドで存在していたい」というバンドの強いメッセージが、一貫して突き刺さるストーリー仕立てのアニメーション作品で、発表当時、MVとしても大きな衝撃を与えた。
最後まで見入ってしまう、この「JACK NICOLSON」のMusic Videoを始め、bloodthirsty butchers公式YouTubeチャンネルにて、これまでのMusic Videoなどをぜひチェックしていただきたい。
なお、「JACK NICOLSON」収録のアルバム『birdy』を始め、『banging the drum』、『bloodthirsty butchers VS +/-{PLUS/MINUS}』の3作品のアナログレコードは、発売日であるレコードの日11月3日(金・祝)に向け、予約を受付中。
▼予約受付サイト
bloodthirsty butcthers チェーン別予約受付サイト
▼「レコードの日 2023」公式サイト
▼「レコードの日 2023」アイテム一覧URL
作品情報
bloodthirsty butchers『birdy』
COJA-9482〜3
2023年11月3日(金・祝)発売
2枚組 5,400円(税抜)
2004年3月3日リリース作品
【Side A】
01. JACK NICOLSON
02. birdy
03. friction
【Side B】
04. sunn
05. walkman
【Side C】
06. love supreme
07. bandwagon
08. discordman
【Side D】
09. rat music for rat people
10. 荒野ニオケルbloodthirsty butchers
bloodthirsty butchers『banging the drum』
COJA-9484〜5
2023年11月3日(金・祝)発売
2枚組 5,400円(税抜)
2005年4月6日リリース作品
【Side A】
01. 序章
02. B2
03. サンザン
【Side B】
04. ゴキゲンイカガ
05. This is music
【Side C】
06. YAMAHA-1
07. maruzen house
08.プラス/マイナス
【Side D】
09. No.6
10. banging the drum
bloodthirsty butchers, +/-{PLUS / MINUS}『bloodthirsty butchers VS +/-{PLUS / MINUS}』
COJA-9486
2023年11月3日(金・祝)発売
1枚組 3,900円(税抜)
2005年4月20日リリース作品
【Side A】
01. JACK NICOLSON
02. I'VE BEEN LOST
03. CHROMATIC
【Side B】
04. ゴキゲンイカガ
05. banging the drum
06. WAKING UP IS HARD TO DO
07. SUMMER DRESS 1(ALL HER WINTER CLOTHES)
bloodthirsty butchers プロフィール
メンバーは、吉村秀樹(vocal/guitar)、射守矢雄(bass)、小松正宏(drum)、田渕ひさ子(guitar)。
1986年、札幌にてバンド結成。国内のみならず海外のアーティストからも数々のラブコールに応える形でライブでも注目を集める。その地位を“△”として不動ものにしていく(2003年発表『荒野ニオケルbloodthirsty butchers』まで3ピース編成だった)。2003年には、田渕ひさ子をギタリストに迎え、新しいカタチのブッチャーズとして新たにスタート。2007年には、自らのレーベル「391tone」を立ち上げ第一弾として、『ギタリストを殺さないで』をリリース。その後、2010年、約3年振りの待望のアルバム『NO ALBUM 無題』と約13年前に発表したアルバム『kocorono』に幻の「1月/january」を加え、『kocorono 完全盤』を同時リリース。
2011年2月には、川口潤監督による長編ドキュメンタリー映画『kocorono』を全国10カ所にて劇場上映し、ミュージシャンを始め幅広い層へと浸透、大きな話題となった。
2012年、レーベルの垣根を越え、全アルバム(12枚)と映像、結成当時楽曲を収録した(1DVD)をパッケージしたボックス『血に飢えた四半世紀』を1,500セット限定リリリースし、完売。
2013年、既に13枚目のアルバムを完成させたものの、14枚目へ向けて曲作りを突き進んでいるさなか、リーダーの吉村秀樹が他界。急遽、13枚目のアルバム『youth(青春)』を11月14日にリリース。同時に、『kocorono』アナログLP化。
2014年、bloodthirsty butchersのトリビュート作品『Yes We Love butchers』を4枚リリース。読むブッチャーズ『bloodthirsty butchers Rooftop Anthology 1999-2014』発行。11月14日には『血に飢えたnon-album songs』を2枚同時発売。
2015年5月27日、石井岳龍監督☓bloodthirsty butchersのタッグで完成した映画『ソレダケ/ that's it』劇場公開。全篇、ブッチャーズの楽曲で構成されている。同年11月14日、結成30年目を迎え、結成当時のライブ映像と音源をまとめた『bloodthirsty butchers live 1986-1990』をリリース。
2016年10月23日、『kocorono』発売から20年目に未発表音源「kocorono」を加え、『kocorono 最終盤』をリリース。
2018年8月、20周年を迎えた『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO』に出演。
2021年、『未完成』アナログ化。ドキュメンタリー映画『kocorono』上映から10年目に新規リマスター版として再上映。
2022年、『yamane』『荒野ニオケルbloodthirsty butchers』を2枚同時アナログ化。ドキュメンタリー映画『kocorono』新規リマスター版リリース。
2023年、リリースから15年目にして『ギタリストを殺さないで』が待望のアナログ化。5月27日、吉村秀樹没後10年目の節目に各地で「吉村秀樹会」が開催された。また、映画『ソレダケ/ that's it』は、公開から毎年5月27日に一夜限りの上映を2023年現在も行なっている。2024年には上映から10年目を迎える。