1999s(ワンスリーナイン)が、8月31日(木)に新曲「SUMMER DAYS」をリリースした。
彼らにとって初となるサマーソングは、始まりを感じさせる“ドキドキ”と終わりを感じさせる“儚さ”をどちらも連想させるような楽曲となっている。
shinjiコメント
「夏が終わりに向かう曲にしたい」という思いで作ったトラックを、僕からtaichiにパスしました。
いつもトラックを作りながらなんとなく言葉を思い浮かべていて、今回は”SUMMER DAYS”という言葉が頭にあったのですが、taichiが歌詞を乗せて戻ってきた曲を聴いて、サビに”SUMMER DAYS”という言葉が使われていた時は、改めて感覚の近さに驚きと安心がありました。
そこから、サウンドでも時間の経過を感じさせたいと思い、転調やコード進行に変化を加えました。
なぜか僕は夏の終わりに「恋愛」というものを連想します。この曲を聴いて、終わった恋だと感じる人もいれば、これからも続く前向きな恋だと感じる人もいると思います。
それぞれの感じ方で楽しんでいただけると嬉しいです。
taichiコメント
初め、shinjiが作ったサウンドを聴いた時、夕暮れ時に浜辺に座る男女二人の情景が思い浮かびました。
夏は、海だったり、花火だったり、お祭りだったり、恋をする季節でもあると思っていて、映画のワンシーンにもありそうな、良い雰囲気の男女二人が海辺でじゃれあい段々と惹かれて合っていく様子と男性目線の心情を想像して作詞をしました。
全体的に聴き心地の良いメロディーになるように意識したのと、サビでどこか”終わり”を感じさせるような哀愁漂う雰囲気になるように仕上げました。
夏を楽しんだ人も、まだこれから晩夏を楽しむ人も、夏があまり好きではない人も、『SUMMER DAYS』を聴いて夏を感じてほしいです!
【1999s(ワンスリーナイン)プロフィール】
大阪府出身・在住のshinji(写真左)とtaichi(写真右)からなる2ピースユニット。
現代city popの雰囲気を残しつつどこか懐かしく感じるサウンドとキャッチーなメロディが特徴で、2つの重なる声が魅力。
「表情を見れば何を考えているかがわかる。」
2人の出会いは遡るところ1999年。同じ病院で生まれ、同じ町で育ち、同じように10代を過ごした。
しかし、まだそこに音楽は無かった。
大学時代、世界がコロナの波に吞まれ、日々を退屈に感じていたshinjiが強く興味を持ったのが音楽だった。
その熱は必然的にtaichiへと伝わった。
それから毎日のように音楽に打ち込み、2021年6月に「Cream Candy」を結成。
この楽曲を「世の中に発信したい」という思いで送り出した「walking」,「good by」,「city boy」の3曲がYouTube総再生回数10,000回を早々に突破。
一年間の活動を経て、2022年6月に「1999s」に改名し、Single「DANCING WAR」のリリースと同時に新たなスタートを切った。
1999sの楽曲は、shinjiが基盤のトラックを作り、taichiが作詞を行うのが基本形だ。その後、2人で試行錯誤を繰り返し、形にしていく。
shinji は言う。「俺たちはスポーツしかしてこなかった。音楽で頼れる人がいなかった。だから全部自分たちでやる必要があった。」
taichiは言う。「どれだけ歳を重ねても、この曲をカッコいいと思えるかどうかを大切にしよう。」
J-POPに育てられた2人の少年は大人になり、様々な音楽と出逢い、刺激を受け、自分たちを表現する手段として音楽を選んだ。
これが1999sの始まりのストーリーで、楽曲に込められた想いである。
日々エンターテインメントに触れ感性を磨き、吸収したことを2人の形にし、届ける。
なにより音楽を自由に楽しむことで、彼らと彼らの作品がどんな垣根も越えて広く愛されることを目指す。