都内を中心に活動するSpinning Plumsの3作目となるシングル『Pulse』のミュージックビデオが2023年8月23日（水）、公開された。

本作は作曲をGt. / Vo.のKishin、作詞をGt. / Vo.のTerukoが担当し、アレンジメントには全メンバーが携わっている。前作『Sleepwalk』からは1年半ぶり、現体制としては初の楽曲となる。

 

▼Spinning Plums - Pulse（MV）

https://www.youtube.com/watch?v=dhTuMXpSask

 

東京都・下北沢を中心に2022年4月よりライブ活動を開始したSpinning Plumsだが、『Pulse』はその当初から演奏を行なっている楽曲。数多くのライブ活動を通じて、コラボレートしたアーティストの姿勢や現場の声を自らの世界観に昇華し、幾度もマイナーチェンジを重ねてきた経緯がある。作曲から配信に1年間の期間を設けたことで、バンドメンバー全員がそれぞれ内省を重ね、完成度を追求してきた。

 

メンバーは各々が異なる音楽的ルーツを持っており、その集合地点を見つける作業には大きな苦労を強いられた。しかし上記の活動はもとより、ジャム演奏による編曲を中心に妥協しない作品を目指して試行錯誤した結果生まれたのが、Spinning Plums史上最も温かくダイナミックな本シングルだ。

「心臓が割れて実が走っていく」

「細胞を結んで日が芽吹いている」

私たちは魂のきらめきを回転させながら日を暮らしている。今も起こり続けている、生命の爆発に想像力を委ねるような、優しくて純粋な轟音と濃密な音の渦に包まれる。

 

【Spinning Plums プロフィール】

都内を中心に活動する、5人組バンド。インディーポップ・シティポップの煌めきを内包した優しい轟音の上で、男女ツインボーカルの美しいハーモニーと、多様なバックグラウンドを持つ楽器隊のサウンドが交差する。

YuckやDIIV、Men I Trustなど2000年代以降のインディーロックのサウンドを踏襲しつつも、My Bloody Valentine、Chapterhouse、Alvvaysなど轟音のギターを主軸とした楽曲構成を特徴とし、Fishmansや後期のゆらゆら帝国などレゲエ / ファンクを基調としたリズム隊がバンドの軸となっている。