お笑いコンビ・アンガールズとして多数のレギュラー番組を抱えつつ、MC、トーク、ロケ、リアクション芸、Podcastのパーソナリティーなど、多ジャンルで活躍中の田中卓志。今年初めには結婚も発表し、公私ともに絶好調だが、このたび初めてのエッセイ集『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』を2023年8月31日、新潮社より刊行する。
※実際のカバーとは異なります
真面目すぎる性格なのにふざける仕事を志し、第一印象が「キモい」だった山根とコンビを組み、港区女子合コンの悔しさをバネにめでたく結婚。人気芸人の悲喜こもごも(悲、強め)の日常は、クスリと笑えて妙に共感。日本文藝家協会が傑作エッセイを選ぶ「ベスト・エッセイ2022」にも選出され、280万人が涙した、母のお弁当の思い出を綴った「最高の食事」も収録。その他、文芸誌「小説新潮」の人気連載エッセイ20本と書き下ろし2本を収録した、読み応えたっぷりの全22編となっている。
田中卓志からのコメント
「小説新潮」で連載していたエッセイが本になりました。
学生時代にいじめにあっていたエピソードや、「ベスト・エッセイ」にも選んでいただいた母との番組収録の話、芸人としてご飯を食べられるまでの地獄の日々等、様々なエッセイを書かせていただきました。是非手にとっていただけると嬉しいです。エッセイスト田中からのお願いです。
本書から4編、こちらから試し読みできます
「停電したなか卯で通じ合った」https://www.bookbang.jp/tanakalife/article/45
「ブレイクはしたものの」https://www.bookbang.jp/tanakalife/article/363
「待て! そこの新選組!!」https://www.bookbang.jp/tanakalife/article/466
商品情報
ちょっと不運なほうが生活は楽しい
【著者】田中卓志
【判型】四六判(224ぺージ)
【定価】1,595円(税込)
【発売日】2023年8月31日
【ISBN】978-4-10-355281-9
【発行】株式会社新潮社
※実際のカバーとは異なります
─目次─
まえがき
停電したなか卯で通じ合った
いじめっ子とお笑いと
18歳、なんでもない人間
人生で一番の修羅場
休み時間の変態ごっこ
ブレイクはしたものの
最高の食事
朝のパチンコ屋で
「待て! そこの新選組!!」
初めてのテレビ収録
空手と嘘
ヤンキーにからまれたら
無防備な魅力
山から降りてくる鳥使い少年
18年目のジャンガジャンガ
幻のパスワード
港区女子と紅茶と僕と
リミッターが外れた
ランキングの信憑性
薄毛の僕だから
書き下ろし1.
書き下ろし2.
あとがき