『グレッグ・レイク自伝 ラッキー・マン』が6月30日にシンコーミュージック・エンタテイメントより刊行される。
キング・クリムゾン、そしてエマーソン、レイク&パーマー(ELP)のメンバーとして70年代ブリティッシュ・ロック界の頂点を極めた稀代のボーカリスト&ベーシスト、グレッグ・レイクが、最晩年に万感の思いを込めて書き綴った自伝がついに日本語版で登場。
ロバート・フリップとのキング・クリムゾンの結成、米国ツアー、バンドの崩壊からのキース・エマーソンとの出会い。キース、カール・パーマーとのELPの結成、レコーディングとツアーの日々、世界制覇、メンバー間の確執、解散。ELP後のソロ活動、エイジアへの加入、エマーソン、レイク&パウエルの結成、ELPの再結成、自身の人生観や朋友キース・エマーソンの死についても言及している。まさにELPファン必読の一冊と言えるだろう。
【著者プロフィール】
グレッグ・レイク Greg Lake
1947年11月10日、英ドーセット州のプール生まれ。12歳でギターを手にし、数々のアマチュア・バンドを経験、ユニット4、ザ・シェイム、シャイ・リムズ、ザ・ゴッズなどを経て、ロバート・フリップとキング・クリムゾンを結成する。1970年に、キース・エマーソン、カール・パーマーと結成したエマーソン、レイク&パーマーの世界的な成功によって、ロック界の頂点を極める。ELP解散後もソロ・アーティストとして活躍した。2016年12月7日没。
【翻訳者プロフィール】
前むつみ Mutsumi Mae
東京生まれ。レコード会社勤務を経てフリーの通訳・翻訳家に。主な翻訳書は『パティ・ボイド自伝 ワンダフル・トゥデイ』『エリック・クラプトン全活動記録』『レッド・ツェッペリン全活動記録』『レッド・ツェッペリン大全』(以上、小社刊)、『ジェフ・ベック 孤高のギタリスト(上・下)』(ヤマハミュージックメディア刊)など。他に2019年春「ザ・ローリング・ストーンズ展」のパネル翻訳、DVD字幕はロリー・ギャラガー『アイリッシュ・ツアー1974』など。
商品情報
グレッグ・レイク自伝 ラッキー・マン
グレッグ・レイク 著
前 むつみ 訳
A5判/344頁/予価4,180円(税込)
2023年6月30日発売
ISBN:978-4-401-65242-6
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
[目次]
プロローグ:マディソン・スクエア・ガーデン 1973年12月17日
【第1部】
第1章 少年時代
第2章 バンド草創期
第3章 コート・イン・セッション
第4章 クリムゾン、アメリカへ行く
【第2部】
第5章 エマーソン、レイク&パーマー
第6章 サーカスのような日々
第7章 キング・オブ・ロックンロール
第8章 トリロジー
第9章 日出づる国
第10章 恐怖の頭脳改革の時代
第11章 クリスマス休暇
第12章 庶民のファンファーレ
第13章 エンディング:愛なきビーチ
【第3部】
第14章 ELP後の人生
第15章 再結成
第16章 リンゴ・スターとクルセイダーズ
第17章 ハイ・ヴォルテージ
第18章 ソングス・オブ・ア・ライフタイム
スチュワート・ヤングによる弔辞
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