商品情報
飯舘村 べこやの母ちゃん─それぞれの選択
出演:中島信子 原田公子 ⻑谷川花子
監督・撮影:古居みずえ(『ガーダ パレスチナの詩』『飯舘村の母ちゃんたち─土とともに』)
編集:新谷拓治 整音:Cinema Sound Works Co.(渡辺丈彦)
製作:映画「飯舘村の母ちゃん」制作支援の会
配給協力・宣伝:リガード
2022/日本/180分/日本語/ドキュメンタリー
© Mizue Furui 2022
2023年3月11日(土)より ポレポレ東中野ほか全国順次公開
【現時点での公開劇場】
3月11日(土)〜17日(金)東京|ポレポレ東中野
3月10日(金)〜14日(火)兵庫|神戸映画資料館
3月12日(日)のみ 愛知|名古屋シネマテーク
3月18日(土)〜 神奈川|横浜シネマリン、大阪|シアターセブン
3月31(金)〜 福島|フォーラム福島
ほか、全国順次
「第1章 故郷への想い」
戦後、両親が開拓した土地で45年もの間、酪農と繁殖の仕事に携わってきた中島信子さん。手塩にかけた牛を泣く泣く手放し、隣市の仮設住宅に避難。週の半分、夫とともに飯舘村へ通いながら、故郷に戻れる日を待ち続けていた。年々募っていく故郷への思い、かつての暮らしへの郷愁。しかし、除染作業後も下がりきらない放射線量と、石まじりの砂が撒かれた畑を前に気持ちが揺らぎ始める…。
「第2章 べことともに」
酪農と繁殖農家としてたくさんの仔牛を育ててきた原田公子さん。仲間たちが廃業を選択する中で、自分の意思をつらぬき牛とともに新たな土地に移る。放射能の心配はなくなったが、新生活には別の不便や苦労も。時にぶつかりあいながら、夫と二人三脚で牛飼いの道を歩む公子さん。彼女が決して牛を手放さない背景には、事故当時に十分な世話ができず死なせてしまった牛たちへの後悔の念があった…。
「第3章 帰村」
酪農家として義両親と夫、息子家族の8人で暮らしてきた長谷川花子さん。息子家族と離れ、仮設住宅で義両親と4人暮らしに。飯舘村に帰りたい義母、花子さん夫妻に任せると言う義父、息子家族と一緒に暮らしたい夫。それぞれの思いが交錯する中、飯舘村への帰村を決意。先祖代々の土地と故郷を守るため、新たなチャレンジに取り組み始めた矢先、夫が病に倒れ…。