井出靖『Rolling On The Road 僕が体験した東京の1960年代から90年代まで』出版記念特別鼎談
商品情報
Rolling On The Road 僕が体験した東京の1960年代から90年代まで
著者:井出 靖
販売価格:¥3,300(税込)
装丁:382ページ / 四六判
デザイン:小野英作
編集:辛島いづみ(川勝プロダクション)
発行者:井出 靖
発行元:Grand Gallery / 発売元:有限会社キング・コブラ
発売日:2023年1月10日
アーティスト、音楽プロデューサー、レーベル・オーナー、店舗オーナー、キュレーター…… 多彩な顔を持つ井出靖。1960年東京生まれ、東京育ち。小学生だった1960年代から40歳を迎える2000年辺りまで、井出が実際に見て体験してきた東京の景色を、約5年に渡り断続的にメモを取りながら、全て書き下ろした“自伝本”が遂に発刊!
トータルで23万PVを越える、井出靖自身が発信しているnoteブログ。一軒家に例えるならば、そのブログが建物の基礎部分にあたり、各部屋の間取り、デコレーションを加筆。noteには掲載していない加筆部分が大半を占める。
東京ローカルならではの、シャイな部分を持ちながら、“個”と“孤”を大切にしながら、道なき道を生きて来た井出が、見て通り過ぎて来た“景色”が書かれています。
写真家の伊島薫、ビジュアル・アーティストのミック・イタヤとの日本初のカセット・マガジンTRAについての鼎談、また音楽プロデューサーの牧村憲一、近藤雅信との30年振りのよもやま話も掲載。
(以下、目次より一部抜粋)
◉白いバギースーツと熱狂の誕生 / オリジナル・ラヴ
◉オリジナル・ラヴのデビュー / そしてジャズで踊るムーブメント
◉クレモンティーヌのウィスパーヴォイス / 夜11時からの打ち合わせが続く超多忙な日々
◉日比谷野外音楽堂への想い / 1993年6月19日、小沢健二のデビューフリーコンサートを開催
◉1980年代末の”あのとき”のこと / ネオアコ、エル・レーベル、そしてロリポップ・ソニックとの出会い
◉レコードハンティングの日々 / DUB、レゲエ、Pファンクにハマった80年代後半
◉マーティンデニーの「新譜」を作る / エキゾチック音楽に魅せられて
◉バック・トゥ・エイティーズ / 80年代前半、海外アーティストの来日ラッシュと東京ロッカーズ
◉僕の音楽体験その1 / 小学生のときにキャロルを知った
◉TRAで働く / トーキョー・ポップカルチャーの渦の中へ
◉日本のヒップホップの夜明け / そして深夜テレビ、ラジカル・ガジベリビンバ・システム
◉Les Enfants /「21世紀の子供たちに捧げるスタンダード集」を作る
◉SEVEN DAYS Part.1 / 1989年、僕の奇想天外な企画が始まった
◉ジャネット・ケイのベスト盤を企画 / しかし、お蔵入り、のちリリースされて大ヒットに
◉ボニー・ピンクと出会う / 浅田香織の才能に驚愕しプロデュース
◉憧れのキングストンはハードだった / オーガスタス・パブロは何処へ
◉ニューヨーク、ニューヨーク / ジェームス・チャンスとバーニー・ウォーレル
◉突然アル・クーパーがやってきた / そ してナナ・ヴァスコンセロス、トム・ヴァーレイン
◉ナッシュビルは雪だった / トニー・ジョー・ホワイトとレコーディング
◉そして僕は40歳になった / パーティーは続く
本著のタイトルは井出の人生の指針である内田裕也の名曲から(刊行にあたり、内田也哉子さん、内田裕也オフィス石山夕佳さんに許諾頂きました)。