2020年にロックバンド・NOT WONKのGt./Vo.加藤 修平のソロプロジェクトとして始動したSADFRANK。
数々のイベントへの出演や東京、大阪、北海道でソロツアーを行なうなど、近年徐々にプロジェクトの片鱗をみせるなか、遂に1st Single『Quai』(ヨミ:キー)を11月16日にリリースした。
本作は加藤が自身初の日本語詞で歌唱し、録音にはBa. 本村拓磨(ゆうらん船, カネコアヤノ)、Dr. 石若 駿(SMTK)、Pf. 香田悠真のコアメンバーに加え、A.Sax 松丸 契(SMTK)、T.Sax 佐藤 慧(Hei Tanaka)、ストリングスにはVc. 徳澤青弦を中心としたカルテット(1st Vn. 須原 杏、2nd Vn. 亀井友莉、Vla. 三品芽生)、そしてアディショナルプレイヤーとしてVn. 山本 啓(NABOWA)が参加。
クリエイティブディレクターを松尾 紀が務め、アートディレクション、デザインは星加 陸が担当した。
そして12月18日には札幌 モエレ沼公園 ガラスのピラミッド内 アトリウム2、2月26日には下北沢 ADRIFTにて初のバンドセットツアー『TOURNURE』を開催。録音に参加したコアメンバーに加え、Sax.松丸 契、DJ.yoneyu, Cho.松浦 陽を迎えた編成で演奏される。チケットの先行予約は本日より開始となる。
SADFRANKが始まります。悲しみ、それ自体が常に目に涙を浮かべていたり、怒り、それ自体が常に眉間に皺を寄せているわけではなく、むしろ私たちに取り入るように様々な表情を作りながら、ひっそりと忍び寄ってきているのだと感じます。そして私は彼らのその狡猾な歩幅を歌おうと思っています。
──加藤修平
何かを作り世に残すこと。その意義の一つは遠い未来に出会うべき人たちの顔を思い浮かべることなんだ、と。そんなことを思いながらSADFRANKと向き合い続けてきました。
SADFRANKに僕と星加が関わるという意味を考えながら、これからも一緒に作っていきたいと思います。
──松尾 紀
名前を呼ばれる事で存在は固まる。自分の名前を他人に呼ばれる事が、音楽という大勢と時間を共有し反応を確認できる媒体でどう定着するのかを考えながらSADFRANKの新しいスタートを扱い始めました。
SADFRANKのシンボルは回を重ねるごとに変容し、設定したメッセージが残る形式を目指します。今後どう定着し、皆が何を“SADFRANK”と呼び示すのか楽しみです。
──星加 陸
商品情報
Live Info.
TOURNURE
日程:2022年12月18日(日)
会場:北海道・札幌 モエレ沼公演 ガラスのピラミッド
OPEN / START:19:00 / 19:30
チケット:4,500円(税込)
日程:2023年2月26日(日)
会場:東京・下北沢 ADRIFT
OPEN / START:18:00 / 19:00
チケット:4,500円 (税込/ドリンク別)