東京発インディーロックバンド“LIGHTERS”が、11月16日(水)に約8カ月ぶりとなる新曲『rainy』をリリースする。
サポートドラムをSota Hayashida(HAPPY)、エンジニアを池田洋(hmc studio)、サウンドプロダクションをKohei Kamoto(DYGL)が担当している。
今作はシンプルな曲調でありつつも、LIGHTERSらしさのある心地よいメロディが際立つ楽曲となっている。
歌詞には、[雨がまた降り出したら、わたしが傘をさすよ。なにもこわがらなくて大丈夫。きみが迷わずに歩けるようになったらいい]と綴られているように、家族や友人や恋人など大切な人に雨が降り出したらわたしが傘をさすよ、たとえばあなたがひとりぼっちになってもふたたび前に進めたらいいな、という思いが込められている。
また、今作のリリースで活動初期からのメンバーであるベースのEmi Sakumaの脱退も発表された。LIGHTERS二人からのコメントも発表されている。
Rumi Nagasawa コメント
わたしたちがバンドをはじめてからわたしが音楽をやめるときまで、ぜったいは存在しないけれど、なんとなくずっとえみといっしょにLIGHTERSを続けていくと思っていました。けれども、ひとは時を過ごしていくうちに少しずつ変化していきます。この曲を書いた時ももちろんえみとずっと続いていくと思い書きました。えみが違う道を選ぶと決めた時、あたりまえのように毎日一緒にいたえみがいなくなって、うんとさみしい気持ちになりました。いざrainyの歌詞を見返した時、まさにえみとわたしのような歌だと思いました。さみしくもなったけど、わたしはつよい気持ちにもなりました。お互いがそれぞれの道を選び、ときに立ち止まったりやすんだりしても、わたしたちがやってきた音楽があの頃のすべてで、それらがこれからのわたしたちを後押ししてくれています。だから大丈夫。わたしはこれからも歌をうたっていきます。そんな気持ちを込めて、ジャケットの写真はえみとふたりで尊敬する先輩に撮ってもらった写真を使って、だいすきな友人にコラージュしてもらいました。ささえてくれているすべてのひと、日常のなかでLIGHTERSの音楽を聴いてくれているひと、みなさんへの感謝と愛を込めてこの曲を贈ります。
Emi Sakuma コメント
大好きなLIGHTERSを卒業します。
心から大好きなLIGHTERSを卒業するのは、想像していたよりもとても寂しいことですが、将来の自分の為にバンド以外で今やるべきことがあり、今までと同じように活動を続けて行く事が難しくなってしまいました。
これからもLIGHTERSのことは、新しい形での活動を楽しみに応援しています。
今までたくさん温かい応援をしてくださった皆様、サポートしてくださったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
私も自分のペースで音楽は続けていきますので、またどこかでみなさんに逢える日を楽しみにしています。
LIGHTERS / rainy(ライナーノーツ)
たとえばすこし眠りすぎても、転んだり道に迷ったりしても、大丈夫。むだなことはなにひとつない。誰かにとってうつくしい日々を過ごせますように。