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半世紀近くにわたり福岡ロック・シーンの屋台骨を支えたジューク・レコード創立者・松本康氏が死去

2022.10.03

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1970年代にサンハウスの活動をバックアップし、80年代にはアクシデンツの「Nite Time」やアンジーの「嘆きのバンビ」といった作品をリリースするなど九州のロック・バンドを陰で支えていた福岡の老舗レコード・ショップ“ジューク・レコード”創立者である松本康氏が9月28日に永眠したことが発表された。享年72。ジューク・レコードのオフィシャルサイトが伝えた(詳細はこちら)。
 
かねてより療養中で復帰に向けて前向きだったが、懸命のリハビリも叶わなかったとのこと。
葬儀、告別式は故人の遺志により親族のみで執り行なったという。
なお、氏の逝去に伴い、ジュークレコードは45年にわたる営業に幕を閉じる。
 
松本氏の功績や人となりは、HEATWAVEの山口洋が氏について記したコラム『博多今昔のブルース Vol.5〜ジュークレコードとボーダーライン』に詳しい(詳細はこちら)。
 
なお、サンハウス時代から苦楽を共にしたシーナ&ロケッツの鮎川誠は、自身のTwitterで下記の通り松本氏を偲んでいる。
 

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大変悲しいお知らせです。45年の長きにわたり福岡のロックを支えサンハウス、シーナ&ロケッツをはじめ博多のロックを応援してくれたHOME OF THE BEATジュークレコードの松本康がご逝去されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
康ちゃん! ほんとうにありがとう! どうぞ安らかにお休みください。
 
松本氏は、2010年5月7日(金)にロフトプラスワンにて行なわれた、サンハウスのBOXセット『THE CLASSICS』発売記念トークライブ『SONHOUSE PREMIUM TALK SHOW』にもゲスト出演して貴重なエピソードを披露していただいた。謹んで哀悼の意を表します。

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