著者からのコメント
商品情報
松田聖子の誕生
【著者】若松宗雄
【発売日】2022年7月19日(水)
【造本】新書版
【本体定価】902円(税込)
【ISBN】978-4106109607
【目次】
前書
序章 運命のカセットテープ
歌声との出会い / ミスセブンティーン・コンテスト
第1章 父親の許しをもらうまで
反応の薄い同僚たち / 企画制作6部の新設 /「はい蒲池です。 法子です」/ 紺色のワンピースで / 驚きつつ見守る母親 / 1978年、 夏休みに上京 /「許すつもりは一切ありません」/ 西鉄グランドホテルで父親と対面 / 突然、 聖子から届いた手紙 / 女性スタッフに頼んで電話 / モノレールで語った決意 /「娘がどうにもならないんだ」
第2章 決して偶然でなかった出逢い
夢に見たCBS・ソニーへ / 群馬の「おじいちゃん」/ 最初の就職先は観光会社 / キングレコードの制作部へ/ 東芝レコードの準専属歌手だった兄 / 営業担当としての経験 / 直感から『霧の中の二人』がヒット / 歌の心にも触れた広島の日々 / 杉良太郎さんがくれた言葉 / 初担当はキャンディーズ / 産みの苦しみ
第3章 難航するプロダクション探し
「ああいう子は売れないんだよ」/ 歌謡界の中心に山口百恵 / 聖子からの4通目の紙 / サンミュージック・相澤社長に懇願 / なんとしてもデビューさせる / 少女らしい清廉な文字 / 多くの人に愛される資質
第4章 デビューのための上京
土砂降りの福岡空港 / 静かに伝う涙 / 堀越学園への編入 / 増え始めた業界内のファン / レコードデビューと「もう一人の新人」/ 運を引き寄せる力 /『裸足の季節』はまさに裸足のままで / 小田裕一郎さんの自宅兼オフィスへ / CM撮影前の「エクボ」事件 / ガラスブースの向こうの涙 / 記念すべきデビュー日 / 初めての歌番組でのこと /『夜のヒットスタジオ』での進化
第5章 スターへの階段
『青い珊瑚礁』がひらいた新時代 / 聖子の歌唱法 / 発売から2か月かけて頂点へ / 田原俊彦くんとの共演 / 自らプロデュースする力 / アイドルとして異例の売れ行き / クレジット表記の狙い / 日本の音楽の実験場に
第6章 松田聖子は輝き続ける
楽曲制作のこだわり / クリエイターと築いた松田聖子の世界 / 大滝詠一さんとの出会い / 映画、 海外レコーディングで放つ輝き / 誰にも同じように接していくこと / ミキシングとマスタリング
アルバムとシングルについて
1stTアルバム『SQUALL』(1980年8月1日発売)
2ndアルバム『North Wind』(1980年12月1日発売)
3rdアルバム『Silhouette』(1981年5月21日発売)
4thアルバム『風立ちぬ』(1981年10月21日発売)
5thアルバム『Pineapple』(1982年5月21日発売)
6thアルバム『Candy』(1982年11月10日発売)
7thアルバム『ユートピア』(1983年6月1日発売)
シングル『ガラスの林檎』『SWEET MEMORIES』(1983年8月1日発売)
8thアルバム『Canary』(1983年12月10日発売)
9thアルバム『Tinker Bell』(1984年6月10日発売)
10thアルバム『Windy Shadow』(1984年12月8日発売)
11thアルバム『The 9th WAVE』(1985年6月5日発売)
12thアルバム『SOUND OF MY HEART』(1985年8月15日発売)
13thアルバム『Supreme』(1986年6月1日発売)
14thアルバム『Strawberry Time』(1987年5月16日発売)
15thアルバム『Citron』(1988年5月11日発売)
後書