三浦透子の約6カ月ぶりに新曲「私は貴方」が、iTunes、レコチョクほか主要音楽配信サイト・各種サブスクリプションサービスにて配信スタートした。
ノスタルジーを沸き立てるようなサウンドスケープに乗る清澄な歌声。三浦透子が唯一無二のシンガーであることを物語る新曲「私は貴方」の世界観を、抒情的な風景を切り取った映像で表現したミュージックビデオも本日公開。
さらに、今作の楽曲提供、そしてサウンドプロデュースも手掛けた有元キイチ(ODD Foot Works)氏、そして三浦透子からコメントも到着している。
有元キイチ(ODD Foot Works)コメント
20代後半の現在から幼少期までのことを連想ゲームのように思い浮かべながら曲を書きました。
レコーディングブースの前で三浦透子さんが「根っこでは同じだと思う」と言っていたのを覚えています。
彼女が口にしてくれたその“同じ根っこ”というのは、この楽曲に息づいている“感情の揺れ方”のようなものであると、
僕は理解しています。音や想いの根を、知性と感性を掛け合わせて作ることが出来る優れた表現者だと感じました。
素晴らしい出逢いと、忘れてはいけない思い出のために。
私は貴方。
三浦透子 コメント
レコーディングの日は雪が降っていました。歌いながらみた窓からの景色、一生忘れないと思う。
音源には、あの日の私たちが見つけたひとつの答えが残るけれど、きっと歌うたびに、違うことを考えながら感じながら育っていく、そんな曲だと思っています。歌い続けられることが、今からとても楽しみです。
改めて。私は、キイチさんの選ぶ言葉や、からだに流れているリズムがとても好きです。
一緒に曲が作れたこと、本当に心から嬉しく思います。
2021年公開の『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)ではヒロインを務め、同作品が第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞、同作品で第94回米アカデミー賞4部門にノミネートするなど、世界を席巻する目覚ましい活躍をみせている三浦透子。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、3月12日からは『ミュージカル「手紙」2022』がスタートするなど、話題作への出演が後を絶たない三浦透子の音楽面での活躍にも注目だ。