ex-BOØWYの高橋まこと(ds, vo)、ex-横道坊主の林田正樹(ba, vo)、ex-De+LAXの榊原秀樹(gt, vo)が2020年8月に始動させた“Let's Go MAKOTOØ'S”(読み:レッツ・ゴー・マコトーズ)が、結成から約1年半を経て初のスタジオ録音盤『Let's Go MAKOTOØ'S』を発表する[2月15日(火)通販先行発売(URLはこちら)、3月20日(日)一般発売]。
本作は、メンバー3人が敬愛してやまないザ・ビートルズの初期レパートリーをありったけのリスペクトを込めてパンキッシュかつ現代的に蘇らせた極上のオマージュ作品。「Please Please Me」「Help!」「A Hard Day's Night」「I Want To Hold Your Hand」「I Wanna Be Your Man」という誰もが知る、一緒に唄えるナンバーを収録しており、オリジナルではリンゴ・スターが唄う「I Wanna Be Your Man」では高橋まことがボーカルを務めている。
日本のロック・レジェンドが結集した“Let's Go MAKOTOØ'S”がザ・ビートルズのデビュー60周年という節目の年に発表する、時を経ても決して色褪せない名曲たち。ロックの真髄と醍醐味を今に伝える作品として大きな話題を呼ぶことになりそうだ。作品の販売詳細はこちらまで。
Let's Go MAKOTOØ'S プロフィール
Let's Go MAKOTOØ'Sは、ex-BOØWYの高橋まこと(ds, vo)、ex-横道坊主の林田正樹(ba, vo)、ex-De+LAXの榊原秀樹(gt, vo)という日本のロック史にその名を刻むレジェンドたちから成る3ピース・バンド。
3人は2020年8月に新宿ロフトから配信された無観客ライブ『KEEP the LOFT vol.2』に出演し、カバー曲を披露。その場限りの即興バンドと思われたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、日本の音楽業界、とりわけミュージシャンにとってなくてはならない空間であるライブハウスが窮地に立たされている状況を何とか打破したいとの思いから新バンド結成を決意。新宿ロフトを始めとするライブハウスをその出自とするバンドマンの使命として、ライブハウスに恩返しがしたいという気持ちが原動力になったという。
その後、2021年1月にロフトプラスワンにてバンド結成会見を開いて無料配信し、ライブで得た収益の全額をそのライブハウスへ寄付すること、みんなが楽しんで踊れるような分かりやすい音楽をやりたいとの思いからザ・ビートルズを始めとする国内外のロック・クラシックをレパートリーにすること、バンド名を“Let's Go MAKOTOØ'S”(通称・MAKOTOØ'S)とすることを発表した。なお、ロックの殿堂だった日本武道館をライブハウスに変えたあのバンドのネーミングを彷彿とさせるユーモアに溢れたバンド名にあえてしたのは、ライブハウスの存続支援というテーマを軽くさせたい狙いもあったという。
名だたるバンドを渡り歩いてきた3人がウィズコロナの時代にどんなアクションを繰り広げ、バンドマンの意地と底力を見せつけていくのか。お楽しみはこれからだ。
収録曲解説
1. Please Please Me
最初期のビートルズ・サウンドの魅力が存分に詰まった楽曲で、ジョン・レノンがロイ・オービソンの「Only The Lonely」に感化されて生まれたという。1963年1月に発売されたビートルズ2枚目のシングルにして、初の全英1位を獲得する大ヒットとなった。ファースト・アルバム『Please Please Me』(1963年3月発表)に収録。
2. Help!
全世界のアイドルとして非生産的な活動を強いられることに辟易としていたジョン・レノンの悲痛な叫びを実直に楽曲化したもので、イギリスでは1965年7月に10枚目のシングルとして発表され、3週連続1位を獲得。通算5作目のオリジナル作であり2作目の主演映画『ヘルプ!4人はアイドル』のサウンドトラック盤(1965年8月発表)のタイトルトラックとしてつとに有名。
3. A Hard Day's Night
ビートルズ初の主演映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』のタイトル曲であり、リンゴ・スターのおかしな言い間違いがタイトルとして使われた。イギリスでは1964年7月に7枚目のシングルとして発売され、3週連続1位を獲得。通算3作目のオリジナル作『A Hard Day's Night』の表題曲にしてオープニング・ナンバー。
4. I Want To Hold Your Hand
邦題は「抱きしめたい」。イギリスでは1963年11月にシングルとして発売され、5週連続で1位を獲得し、21週にわたって上位50位以内にチャートイン。1964年2月にはアメリカでは初となる1位を獲得し、以後7週連続で1位を獲得。アメリカでのビートルズ旋風を決定づけた楽曲だが、オリジナル・アルバムには未収録。
5. I Wanna Be Your Man
ジョンとポールがローリング・ストーンズに提供した楽曲。1963年にストーンズ2作目のシングルとして発売され、全英シングルチャートで最高位12位を獲得。『With the Beatles』(1963年11月発表)にd収録されたビートルズによるセルフカバーではリンゴ・スターがボーカルを務めた。本作でもそれに倣い、高橋まことがドラムを叩きながら熱唱している。
商品情報
Let's Go MAKOTOØ'S
First EP『Let's Go MAKOTOØ'S』
◉2022年2月15日(火)通販先行発売
https://makotoos.base.shop
※上記URLにて通販受付予定(2月15日以降オープン)
◉2022年3月20日(日)一般発売
◉レーベル:BAD RIDE RECORDS
◉品番:BRE-009
◉JAN:4580605830319
◉定価:2,000円(税抜)/ 2,200円(10%税込)
【収録曲】
1. Please Please Me
2. Help!
3. A Hard Day's Night
4. I Want To Hold Your Hand
5. I Wanna Be Your Man