東工大の教壇に立ちつつ、 著者の柳瀬博一が前職の編集者時代から20年以上あたためてきた思考をまとめた『国道16号線』が、 発売1年を経てなおも重版。 6刷りを数えて、 ベストセラー街道へ。 首都圏をぐるり、 330キロのこの全国一混雑する道は、 日本誕生から頼朝、 家康、 ユーミン、 そして令和までをつなぐ「地形」であり、 歴史を紐解くと「日本」が見えてくる。
痛快なこの文明論は、 コロナ禍の間も「地元を知りたい」という沿線地元住民を中心に読まれ続けた。 その声に押されたのか、 11月30日放送のTBS『マツコの知らない世界』 に柳瀬が出演。 「リモートワークが増えて郊外への移住が増え、 中でも千葉に住む人が増えています」と著者がコメントすると、 千葉のご出身で16号線に親しいマツコ・デラックスも大反応。 話題は横浜、 横須賀まで、 グルメとエンタメを中心にして、 楽しく進んだ。
また、 マーケティングの面でも、 重要拠点である16号線エリアには最近さらに注目が集まっている。 11月26日には報道番組である テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」 に「16号線」の特集第四弾でのご出演。 コロナ禍での移住先として、 そして巨大な経済圏として、 このエリアが注目を浴びている。 「自分が暮らすのにいちばん幸せな場所」を求める人たちにとって、 このエリアがひとつの答えとなっているようだ。
養老孟司 コメント
「関東に歴史あり。 実に腑に落ちる」
三浦しをん コメント
「ビバ16号線! 今後は『16号線育ちです』と胸を張ります!」
成毛眞 コメント
「この冬最高の、 お楽しみ読み物だ!」