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新型コロナワクチンの開発秘話! 世界的科学者カタリン・カリコ氏に迫る唯一の本が発売!

2021.10.07

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先月末、 東京や大阪など19の都道府県に出されている4回目の緊急事態宣言が明け、 日本では新型コロナウイルスのワクチン接種率が50%を超えてきている。
 
このコロナ禍で、 何故こんなにも早くワクチン開発が進み、 世界中の人にワクチン接種を促すことが出来たのだろうか。その開発の裏には、 40年もの間ひとすじに、 mRNAの研究を続けてきた一人の女性の姿があった。世界的科学者の『カタリン・カリコ』だ。
 
ジャーナリストの増田ユリヤが、 新型コロナワクチン開発を可能にした「ワクチンの女神」カタリン・カリコに実際に取材をし、 研究者としての半生と、 ひとりの人間としての生きざまに迫った。この本は、 ワクチンの効果を解説する本ではない。カタリン・カリコに迫る唯一無二の内容となっている。
 

世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ【目次】

はじめに 
第1章 科学者を知らなかったハンガリーの少女が研究に目覚めるまで 
カタリン・カリコ氏を育んだ母国ハンガリーの自然
 
◆カリコ氏をめぐる人々1. 
多大な影響を与えたふたりの科学者
ビタミンCを発見しノーベル生理学・医学賞を受賞したセント・ジュルジ・アルベルト
 
◆カリコ氏をめぐる人々2. 
カリコ氏の恩師 アルベルト・トート先生に訊く
ハンガリートップレベルのセゲド大学理学部へ進学
学問の世界にも社会主義政権の影
研究に没頭し、 仲間との時間を大切に過ごした大学時代
セゲド生物学研究所での最先端の研究とは
RNAの研究に着手
社会主義体制下でこその悲劇
 
■カリコ氏が生きた激動の時代を知るために 
ハンガリー事件とは何だったのか
第二次世界大戦からハンガリー事件前夜まで
民主化を求めたハンガリー市民たち
 
第2章 娘のテディベアにお金をしのばせて渡米 
年に及ぶ挫折続きのRNA研究
研究費の打ち切り、 新天地アメリカへ
娘のテディベアにお金をしのばせて渡米
研究者としてゼロからのスタート
mRNAの研究で新しいタンパク質の生成に成功
逆境に立ち向かい続けた研究者としての信念
共同研究者ワイズマン氏との運命的な出会い
 
◆カリコ氏をめぐる人々3. 
アメリカでの研究生活を支えてくれた娘のスーザン
忍耐強く、 好きなことをやり遂げるためには何事も諦めない母
これまでの研究成果がいよいよ花開く
 
第3章 mRNA研究の画期的な発見 
新型コロナワクチンの開発へ
ようやくmRNAが引き起こす炎症反応を克服
ビオンテックでmRNAワクチンの実現化へ
新型コロナウイルスの世界的流行が起きて
mRNAワクチンとは
ワクチンの有効性、 安全性
スペシャルインタビュー 山中伸弥教授に訊く 
おわりに

商品情報

世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
著/増田 ユリヤ

発売日:2021年10月6日
ISBN:978-4-591-17144-8
判型:新書判
ページ数:188ページ
定価:1,045円(税込)
出版社:ポプラ社 

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新型コロナワクチンを開発し、 世界を救った女性研究者カタリン・カリコ氏に迫る唯一の本。 山中伸弥教授のインタビューも掲載。なぜ、 驚異的なスピードでワクチンは生み出されたのか――。 東西冷戦下のハンガリーで、 娘のぬいぐるみに紙幣をしのばせて渡米。 当時、 遺伝子研究が活況な中で、 日の目を見なかったRNA研究に心血を注いだ。 数々の挫折を経験しながらも、 自らの信念を曲げなかった――。 新型コロナウイルスの世界的な流行に際して、 カリコ氏の技術によってmRNAワクチンが驚異的なスピードで開発された。 カリコ氏へのインタビュー、 研究者となるきっかけとなったハンガリー時代の恩師への取材を通し、 氏の生い立ち、 ワクチン開発の裏側、 さらには研究の可能性について描いた力作。

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