リリックやメロディーを通し、 私たちの喜怒哀楽に寄り添ってくれる音楽。 しかし、 輝いているミュージシャンたちも、 失敗や挫折を乗り越えてきたから、 現在がある。 素敵な音楽を奏でるアーティストたちから生き方のヒントをもらう、 ファッション誌『Oggi』の音楽連載「働く私にMusik」(Musikは独語で音楽の意)に、 Awesome City Clubが登場。 今回もラジオDJ・サッシャさんのナビゲートで働くOggi世代の心に響く曲作りの裏側に迫る。
今年、 映画『花束みたいな恋をした』(2021年)のインスパイアソングとしてリリースした『勿忘(わすれな)』がロングヒット。 ビルボード10週連続トップ10入りするほか、 サブスクリプションの再生回数は2億回以上、 YouTubeの再生回数も4000万回を突破するなど今年上半期の音楽シーンで、 もっとも注目を集めた3人組バンドがAwesome City Club。 その音楽は、 さまざまな音楽ルーツが入り交じりつつも、 どこか懐かしさを感じるメロディー。 それでいてスタイリッシュなポップスを奏でる。 『Oggi』世代と同じ30代のファンを多く持ち、 自身らも30代に突入した3人の仕事との向き合い方は、 働く私たちに多くの気づきを与えてくれる。
個性豊かな3人は、 本業のバンド活動以外にもそれぞれ輝けるフィールドを持っている。 バンドのポップアイコンとして知られるボーカルPORINは、 モデルやアパレルブランド「yarden」のプロデュースとマルチに活躍。 抜群の技術力で楽曲のクオリティーを底上げするギタリストのモリシーは、 東京・永福町にある「MORISHIMA COFFEE STAND」を経営。 作詞作曲を務めるギターボーカルのatagiはジャニーズグループ・King & Princeほか、 アーティストに楽曲を提供。 個々のフィールドで得たものを本業に活かしていく様子は、 現代の働く女性にとってもリアルに感じられるはず。
2013年にバンドを結成、 2015年のデビューを経てから今に至るまで、 ヒット曲が生まれず苦しい時期もあったという3人。 価値観の違いからぶつかり合い、 人間関係で悩むことも。 本誌では、 その苦境をどのように乗り越え、 メンバー同士がどう信頼関係を築いたか、 DJ・サッシャさんが巧みなインタビューで引き出していく。 「30代になってからは “できること・できないこと”がわかるようになった」はそのひとつの答え。 詳しくは本誌を読んでいただくとして、 それは働くOggi世代にも響く言葉。
11月号では、 3人のプライベートに迫るQ&Aも掲載。 Awesome City Clubの魅力に迫る『Oggi11月号』は、 9月28日(火)発売。 『勿忘』ヒットまでのヒドゥンストーリーから、 ぜひ生き方のヒントをもらおう。