佐藤健、 阿部寛が出演する映画『護られなかった者たちへ』の公開に先駆け、 原作の文庫本を2021年7月21日(水)に発売。
本書は、 東日本大震災後の仙台を舞台に、 社会福祉と人々の正義が交錯する号泣必至のミステリー小説。 巻末には映画化記念として、 監督を務めた瀬々敬久氏と著者の中山七里氏の対談も収録。 作品に込められた思いや制作過程のエピソードも必見。
著者の中山七里氏は『さよならドビュッシー』で、 宝島社が主催するミステリー&エンターテインメントの新人賞『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、 2010年に作家としてデビュー。 シリーズ累計152万部を超える「岬洋介」シリーズなど、 これまでに58作品を執筆。 また、 『さよならドビュッシー』をはじめ映像化作品も多く、 2020年だけで『連続殺人鬼カエル男』(宝島社)、 『ドクター・デスの遺産』(KADOKAWA)、 「御子柴弁護士」シリーズ(講談社)、 『セイレーンの懺悔』(小学館)、 『夜がどれほど暗くても』(角川春樹事務所)、 『作家刑事毒島』(幻冬舎)の6作が映像化され、 話題に。
著者コメント
本作を書き始めたのは2016年1月のことである。 ところが5年後の今に至っても生活保護の問題は解決するどころか、 ますます闇が深くなっている。 コロナ禍で映画の公開が遅れに遅れてもテーマが古くなっていないのが逆に悩ましい。
商品情報
Live Info.
映画『護られなかった者たちへ』
2021年10月1日全国ロードショー