株式会社KADOKAWAは、 2021年5月28日(金)に、 桐野夏生の最新小説『インドラネット』を発売。
『インドラネット』の発売を記念して、 本作の著者・桐野夏生と世界の辺境を旅し続けるノンフィクション作家・高野秀行との対談、 桐野夏生の単独インタビュー、 文芸評論家・池上冬樹書評を、 文芸WEBマガジン「カドブン」にて現在公開中。ラスト14ページ、 未曽有の衝撃があなたを待つ。
平凡な顔、 運動神経は鈍く、 勉強も得意ではない――何の取り柄もないことに強いコンプレックスを抱いて生きてきた八目晃は、 非正規雇用で給与も安く、 ゲームしか夢中になれない無為な生活を送っていた。 唯一の誇りは、 高校の同級生で、 カリスマ性を持つ野々宮空知と、 美貌の姉妹と親しく付き合ったこと。 だがその空知が、 カンボジアで消息を絶ったという。 空知の行方を追い、 東南アジアの混沌の中に飛び込んだ晃。 そこで待っていたのは、 美貌の三きょうだいの凄絶な過去だった……。 『バラカ』『日没』で文学の可能性を広げた著者が到達した、 「現代の黙示録」。
【対談】『インドラネット』刊行記念対談 桐野夏生×高野秀行
(ノンフィクション作家)世界はもっと邪悪だと思う(URLはこちら)
【インタビュー】できあがったのは「究極の愛」の物語でした
――『インドラネット』刊行記念 桐野夏生インタビュー(URLはこちら)
【書評】魂の彷徨と遍歴を描く秀作
――『インドラネット』桐野夏生著(文芸評論家・池上冬樹)(URLはこちら)