1970年代に連載されていた手塚治虫の“問題作”を実子である手塚眞が監督し、クリストファー・ドイルが撮影監督を務め、稲垣吾郎と二階堂ふみの主演で実写化した映画『ばるぼら』。このたび、完全受注生産による、Blue-ray&DVD化が決定。DVDにはオリジナルメイキング映像やDVDでしか見ることのできない監督、各役者インタビューを収録。スペシャルブックレットも付いており、ばるぼらの世界観を思う存分楽しめる仕様。受注は4月16日から6月28日まで。
人気小説家美倉洋介は、新宿駅の片隅でホームレスのような酔払った少女ばるぼらに出会い、つい家に連れて帰る。大酒飲みでだらしないばるぼらだが、美倉はなぜか奇妙な魅力を感じて追い出すことができなかった。彼女を手元に置いておくと不思議と美倉の手は動きだし、新たな小説を創造する意欲がわき起こるのだ。ばるぼらはあたかも芸術家を守るミューズのようだった。その一方、美倉はエロティックで異常な幻覚に悩まされる。次第に彼の周囲は現実離れしてゆく。ついに美倉はばるぼらとの結婚を決意するが、それは同時に破滅への入口だった。
(C)2019『ばるぼら』製作委員会