株式会社大和書房は『沈黙の轍 ずんだれ少年と恋心』(ヒロシ 著)を2020年12月12日に発売。
ネットでは“お笑い芸人とは思えない文才” “まさにヒロシ版「スタンドバイミー」だ”など高評価のレビューが多く星も4.3。 すでに絶版本となっているため、 プレミア価格の倍以上で落札した読者もいた。 これが著者初の執筆作品であるが、 そうは思えないほど読み応えがあると当時も話題となった。
アイドルに本気で恋をしたり、 目立たない存在だった自分が転校生として憧れのヒーローになり、 転校先のマドンナ女子と恋する妄想をしたり、 炭鉱夫の父が左足を切断する事故にあった時、 命を削って家族を支える父に思いを馳せたり…ホロリとしつつも笑えるノスタルジックな27の短編集をまとめた1冊。
小学生の頃からキャンプ好きで自宅の庭でキャンプごっこしていたヒロシ。 小学校のキャンプイベントで「頼れる存在」をアピールできる絶好の機会がやってきたものの、 実際はキャンプとは程遠いただのお泊り会だったというエピソードも。