四国八十八ヶ所の礼所があることはよく知られているが、香川県最大の島である小豆島の中にも八十八ヶ所の礼所があることはあまり知られていない。だが、のんびり回れる規模感もよく、海あり山ありの風光明媚な遍路道も楽しい。
祈るってどういうこと? 参拝の仕方は? 島へんろの魅力とは? ──島在住のエッセイスト・内澤旬子が、満を持して小豆島遍路に挑戦。道に迷い、島民と触れ合い、祈りとは何かを考えながら札所を回った約2年間を綴ったお遍路エッセイを光文社より刊行した。
このたび刊行を記念して、11月26日(木)に東京・八重洲ブックセンター本店 8Fギャラリーにてエッセイスト・宮田珠己と対談イベントを開催する。
宮田珠己さんは四国八十八ヶ所遍路を歩き、『だいたい四国八十八ヶ所』(集英社文庫)も上梓しており、二人が遍路の魅力をたっぷりと語るイベントとなる。
コロナ禍で海外旅行に行けない今こそ、少しずつお遍路をやってみてはいかがだろうか。
【著者プロフィール】
内澤旬子(うちざわじゅんこ)
1967年、神奈川県生まれ。日本の各地や海外諸国を歩いて、印刷・建築・屠畜・料理など多岐にわたるジャンルを取材、独自の線と細緻かつユーモアのある画風のイラストと独自の視点によるイラストルポには定評があり、ファンが多い。自身の乳癌をテーマにした『身体のいいなり』(朝日新聞出版)で第27回講談社エッセイ賞を受賞。『世界屠畜紀行』(解放出版社)『おやじがき 絶滅危惧種中年男性図鑑』(にんげん出版)『センセイの書斎 イラストルポ「本」のある仕事場』(幻戯書房)『捨てる女』(本の雑誌社)など著書多数。
宮田珠己(みやたたまき)
1964年、兵庫県生まれ。大学卒業後、1995年の『旅の理不尽 アジア悶絶編』(新風舎、 現在はちくま文庫)刊行後、アジアの旅や、ジェットコースターや巨大仏見学などのレジャーに関するエッセイを中心に執筆活動を続ける。『ジェットコースターにもほどがある』(集英社文庫)『晴れた日は巨大仏を見に』(幻冬舎文庫)『だいたい四国八十八カ所』(集英社文庫)など著書多数。 最新刊は『ニッポン脱力神さま図鑑』(廣済堂出版)。
商品情報
Live Info.
内澤旬子×宮田珠己 対談イベント〜『内澤旬子の島へんろの記』(光文社)刊行記念〜
日時:2020年11月26日(木)18:00~19:30
会場:東京・八重洲ブックセンター本店 8Fギャラリー(東京都中央区八重洲2丁目5-1)
参加費:書籍代金1,760円(税込)
定員:50名(満員になり次第、締め切らせていただきます)
申し込み方法:予約カレンダーにて、11月26日(木)18:00の当イベントを選択していただき、予約フォームに必要事項をご記入のうえ、送信してください。
※会場にてご用意する『内澤旬子の島へんろの記』(本体1,600円、11月19日発売)のご購入をお願いいたします。当日ご参加の方には内澤さんのサインも入ります。
※ご来場の際はマスクの着用をお願いいたします。
※会場入口にて、ご入場時の検温、消毒にご協力ください。また会場内ではお客様同士の距離を保ち、会話はご遠慮ください。
※開催当日の生配信はありません。