株式会社 竹書房は、日本で一番恐い怪談語りを決める史上最大規模の怪談コンテスト「怪談最恐戦2020」(優勝賞金100万円)のファイナル(決勝大会)を11月3日(火・祝)に開催し、怪談師・夜馬裕が2020年の怪談最恐位に輝いた。
今年の「怪談最恐戦」は6月~7月にかけて全国から怪談語りを募集し、プロ・アマ問わず総勢108名の応募があった。その中から一次審査を突破した30名が、8月に開催された東京・大阪の各地方予選に挑み10名のファイナリストが決定。さらに不死鳥戦(敗者復活大会)を勝ち上がった2名を加えた計12名の選手が、11月3日(火・祝)、渋谷ユーロライブで開催されたファイナル(決勝大会)にて、怪談最恐位2020そして賞金100万円を賭けて最恐の怪談バトルを繰り広げた。
会場には「呪怨」「犬鳴村」の清水崇監督も応援観覧に訪れ、プレゼンターに声優・演出家とマルチに活躍する浅沼晋太郎氏、ゲストに2019怪談最恐位・下駄華緒、MCに2018怪談最恐位・怪談家ぁみを迎えた今年のファイナル。1回戦5分、2回戦7分、決勝無制限の語り時間ルールで行われ、審査は配信視聴者投票、会場観客投票、審査員投票の合計得票数でそれぞれの勝者を決定。
決勝まで尺の違う3話の怪談を語るという過酷なシステムの中、それぞれで最恐怪談を語り抜いた怪談師・夜馬裕が優勝。2020怪談最恐位、そして賞金100万円を獲得。
2020怪談最恐位・夜馬裕
1975年兵庫県生まれ、北海道育ち、東京都在住。2014年8月、インディと怪談師ユニット・ゴールデン街ホラーズを結成。新宿をホームタウンにして怪談ライブ活動を開始。同時に怪談作家を目指し、第7回『幽』怪談実話コンテスト優秀賞、カクヨム異聞選集コンテスト大賞。全国各地で25年以上収集した怪談は数百話。中でも厭な話の怪談を好む。現在は怪談師、怪談作家として語りと文章の融合を目指して活動中。著書に『厭談 祟ノ怪』 (竹書房怪談文庫)他。