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世界の難民を「観て支援」日本初公開作品を含む全6作が期間中見放題 UNHCR WILL2LIVE Cinema2020!

2020.10.26

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特定非営利活動法人 国連UNHCR協会は11月1日(日)より、 世界の難民・避難民への支援を呼びかけ共感の輪を広げる配信型の映画イベントを開催。
 
難民に焦点をあてた映画を世界中から集めた「UNHCR難民映画祭」(2006~2018年)、 「UNHCR WILL2LIVE Cinema」(2019年)は、 これまでに約240作品を上映し、 10万人以上が参加。 今年はコロナ禍の新たな取り組みとして「募金つきオンラインシアター」形式で開催。 
 
今回は、 6月に開催したオンラインシアターで好評だった4作品に加え、 日本初公開作品を含む新作2作品をオンラインで配信。 視聴料を1度支払うと期間中は何度でも観ることができます。 視聴料の一部は「観る支援」として、 日本国内の難民問題啓発活動に活用される。 (UNHCR WILL2LIVEムーブメント公式HP)  
 

UNHCR WILL2LIVE Cinema 2020 募金つきオンラインシアター

【開催期間】 2020年11月1日(日)~12月10日(木)
【料金】 6作品が期間中見放題。 
下記いずれかの料金を選択。 匿名募金は、 難民問題の啓発活動に役立てられます。 
2,000 円(視聴料2,000 円)
3,000 円(視聴料2,000 円、 難民のための匿名募金1,000 円)
5,000 円(視聴料2,000 円、 難民のための匿名募金3,000 円)
 
【申込期間】 2020年11月1日(日)8:00~12月9日(水)24:00
 ※視聴は申込の翌営業日から可能となります。 
※6作品視聴いただくために、 お申込はお早めにお願いします。
【申込方法】 UNHCR WILL2LIVE Cinema 公式サイトから https://unhcr.will2live.jp/otwd2020-01/  
【主催】 特定非営利活動法人 国連UNHCR協会 ・ユナイテッドピープル株式会社
【協力】 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
【パートナー】独立行政法人 国際協力機構
 

作品紹介  

ザ・ケーブ (原題:The Cave) 107分、 ドキュメンタリー、 2019年制作
第92回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート作品 
シリア内戦により荒廃した街の下には、 包囲された市民に希望と避難の場所を与える地下病院があった。 その病院で治療に当たるのが、 小児科医であり病院の責任者でもある医師のアマニ・バロア。 家父長制的な文化の中で働くアマニや同僚の女性たちは、 男性と同等に働く権利を主張する。 そして、 日常的に続く爆撃や物不足、 さらには化学攻撃の恐怖と闘いながら日々を過ごす。 アマニを中心に、 困難に立ち向かい結束する人々の姿を追う。 
 
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安住の地を求めて ~LGBTとして生きる~ 日本初公開
(原題:UNSETTLED: Seeking Refuge in America)84分、 
ドキュメンタリー、 2019年制作 
LGBTであることによりひどい迫害を受け、 母国シリア、 アンゴラ、 コンゴ民主共和国を逃れてアメリカに第三国定住した4人の若者の人生を追ったドキュメンタリー。 それぞれに共通しているのは、 社会からの偏見と差別にさらされ、 命の危険を脅かされるほどの迫害を受けてきたことだった。 彼らが安心を求めるために払わなければならない代償とは?アメリカで人々は彼らにどのように関わっているのか?4人の若者から、 人としてただ当たり前に生きたい、 という切実な叫びが聞こえてくる。 
 
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ソニータ(原題:SONITA)91分、 ドキュメンタリー、 2015年制作 
タリバンから逃れるためアフガニスタンから難民としてイランへ逃れた少女ソニータ。 テヘランのシェルターで教育を受ける彼女の将来の夢はラップ・ミュージシャン。 だが祖国に住む親は兄の結婚資金を得る為にと、 彼女に政略結婚を命じる。 そもそもイランでは女性がソロアーティストとして活躍する事も出来ない。 それでも夢を捨てきれない彼女の運命を変える出来事が起きる。 果たしてソニータは人生を変えるチャンスをものにする事ができるのか―。 
 
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アレッポ最後の男たち(原題:De sidste maend i Aleppo)104分、 
ドキュメンタリー、 2017年制作 
シリアの街アレッポは今日もまた昼夜を問わず爆撃が続く。 そこには人々が逃げ惑う中、 誰よりも早く瓦礫の中から生存者を救うため、 爆撃地に向かう男たち「ホワイト・ヘルメット」の姿が。 戦闘機が再び攻撃を仕掛けて来るかもしれない中、 人々の命を救おうとする男たち。 だが彼らにも守るべき家族がいる。 自らの命を懸け、 家族を危険にさらしてまで、 そこに留まるべきか否か―。 本作は筆舌に尽くしがたい苛烈な戦闘地で人々が見せる勇気と他者に対する人間愛を描く。 
 
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女を修理する男(原題:La Colère d’Hippocrate)112分、 
ドキュメンタリー、 2015年制作 
コンゴ民主共和国出身の婦人科医、 人権活動家デニ・ムクウェゲの姿を追ったドキュメンタリー。 ムクウェゲ医師は第2次コンゴ内戦以来続く戦禍の中でレイプ被害にあった数多くの女性を治療し、 彼女たちの精神的なケアと啓発活動にも人生を投じた事が評価され、 2014年にサハロフ賞を受賞した。 カメラはムクウェゲ医師と彼を支える人々、 レイプ被害者の女性たち、 そして戦乱の背景にある紛争鉱物の実態にも迫る。 2018年にはノーベル平和賞受賞を受賞。 
 
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ナディアの誓い ー On Her Shoulders(原題:On Her Shoulders)
95分、 ドキュメンタリー、 2018年制作 
2018年のノーベル平和賞の受賞者、 ナディア・ムラドは過激派組織ISISによる虐殺と性奴隷から逃れた23歳のヤジディ教徒。 彼女は、 普通の女の子として生きたいという思いがありながらも、 残された同胞のため、 国連などの国際的な表舞台でヤジディ教徒が直面する現実を訴える。 やがて、 同郷の人々の希望の存在となっていく。 彼女は当事者として国連初の人身売買の被害者らの尊厳を訴える国連親善大使に就任。 2015年以来、 国際刑事裁判所に人種差別罪と人道に対する罪を訴え、 ISISを国際刑事裁判所に提訴するよう取り組んでいる。 
 
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