「シッチェス映画祭」は、1968年に創設されスペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催されている映画祭。SF、ホラー、サスペンスに特化した「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つ。
『シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション』は、シッチェス映画祭で上映された作品から厳選したものを日本で上映する公認の映画祭で、今年で7回目を迎える。観客を恐怖のどん底へ叩き落す強力なラインナップをひっさげ、日本に登場。
今年の上映作品は情熱の国スペインから『VS狂犬』、そして日本人にも人気の高い北欧スウェーデン・デンマークから『ココディ・ココダ』の2作。人間を襲い、恐怖のドン底に叩き落とす、アニマルたちが大集合。
人間をどこまでも追い詰める恐怖の存在としての犬と猫が登場。狂犬病になった黒犬か、それとも無限ループ地獄をもたらす白猫か、どちらが最も恐ろしい動物なのか。この“犬猫対決”をぜひ、スクリーンで自分自身の目で確認してほしい。
上映作品情報
『VS狂犬』
○監督:ホセ・ルイス・モンテシノス
○出演:パウラ・デル・リオ、
ミゲル・アンヘル・ジェネール、
ジョルディ・アギラール
○2019年/スペイン
交通事故で四肢麻痺になった少女エレナ。介護犬アトスと林の中の一軒家で暮らすことになるが、アトスが謎のウイルスに感染してしまう。従順だった飼い犬がよだれを垂らし、牙をむく様は、まさにトラウマ級。人間のように感情が見えるわけでもなく、その神出鬼没ぶりには、エレナと一緒に見る者を恐怖のどん底に叩き落す。さらに、アトスは、エレナの友達だったフェレットに噛みつき、物語はとんでもない事態へと発展してしまう。
『ココディ・ココダ』
○監督:ヨハネス・ニーホルム
○出演:ペーテル・ベッリ、
レイフ・エードルンド・ヨハンソン、
イルヴァ・ガロン、
カタリーナ・ヤコブソン
〇2019年/スウェーデン=デンマーク
愛娘を亡くした夫婦が、2人の関係を修復しようとキャンプに出かけるが、3人のサイコパスと人喰い犬に襲われて惨殺される。(ここにも、犬が登場!!) 惨殺された時点で場面が切り替わり、少しづつシチュエーションを変えて何度も何度も殺させる夫婦。無限ループしていることに気付き、何とか逃れようとするのですが…。無限ループの地獄絵図が起こる前兆のように白猫が登場し、夫婦をとんでもない目に合わしていく・・・。
Live Info.
シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2020
10月30日(金)~11月12日(木) @ヒューマントラストシネマ渋谷
今秋開催 @シネマスコーレ
10月30日(金)~11月12日(木) @シネ・リーブル梅田
料金:当日一般:1,600円/専門・大学生、シニア:1,200円/高校生以下:1,000円
配給・宣伝:ブラウニー
協力:松竹