Rooftop ルーフトップ

NEWS

トップニュース特別養子縁組で家族になった母子14組の写真展開催! 映画『朝が来る』公開記念。

特別養子縁組で家族になった母子14組の写真展開催! 映画『朝が来る』公開記念。

2020.09.10

『朝が来る』メインスチール.jpg
 
10月23日(金)より全国公開の河瀨直美監督最新作『朝が来る』が、河瀨監督と親交の深い写真家のレスリー・キー氏発案のもと、特別養子縁組で家族になった母子14組の写真撮影を行い、来る9月12日(土)より、SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)にて写真展を開催することが決定。
 
写真展の開催に当たり、オープニングイベントとしてレスリー・キー氏と河瀨監督、そしてスペシャルゲストとして、レスリー氏と親交の深い小室哲哉さんをお迎えし、映画『朝が来る』や特別養子縁組にまつわる鼎談トークショーを実施。河瀨監督は、9月12日同日に行われるTETSUYA KOMURO ONLINE PROGRAM「Ground TK」にもゲスト出演をする。写真展に際し、河瀨直美監督とレスリー・キー氏からコメントが到着。
 
また、養親家族の写真展につきましては、SHIBUYA QWSでの展示の後、希望する施設や映画館などがあれば全国を巡回していく予定とのこと。
 
母と子の写真展.jpg
 
河瀨直美監督 コメント
レスリーはいつも「愛」を欲しがる人だ。そしていつも存分の「愛」を与える人でもある。彼の「愛」は彼 の写す写真によって表現され、人々の心を「愛」でいっぱいにする。今回の写真は彼のライフワークでもあ る「Mother」シリーズの一貫であるが、私の新作「朝が来る」の題材にもなった特別養子縁組によって本当 の親子になった「母と子」が登場する。彼らは血の繋がりはなくとも、繋がれた絆の深さは海よりも深く、 山よりも高い。そんな笑顔に溢れた彼らの姿から、愛ある豊かな世界を感じてもらえると思っている。レス リーの愛が世界を覆うように。
 
レスリー・キー コメント
シングルマザーに育てられた僕は、13 歳の時に実母を亡くし、その後、遠縁にもあたる祖母ぐらいの年齢の 叔母に育ててもらったという経験があります。敬愛する河瀨直美監督の新作『朝が来る』に描かれた「血の 繋がりを超えて家族になることの尊さ」に共感を覚え、僕のライフワークでもある「母と子」というテーマ で、映画にも登場する「養親家族」を 14 組撮影させていただきました。コロナ禍の今だからこそ、人と人と の絆や、家族の在り方について、考えていただくきっかけになると嬉しいです。
LESLIE KEE (Photographer)
 

Live Info.

映画『朝が来る』公開記念 母と子の写真展 by LESLIE KEE

開催会場:SHIBUYAQWS(渋谷キューズ) 渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 15階
共有スペース壁面にて ※SHIBUYAQWS内にお入り頂かなくてもご観覧が可能です
※B2 階と 2 階の【オフィス・SHIBUYA QWS 専用エントランス】より、エレベーターで 15 階にお越しください。
・開催日時:9月12日(土)~18(金)まで 連日:9:00~22:00
・主催:キノフィルムズ、共催:SHIBUYA QWS
 
写真展開催記念トークショー(招待者のみの、一般観覧不可)
9月12日(土)13:00~ 於)SHIBUYAQWS内 スクランブルホール
登壇者:河瀨直美監督、レスリー・キー氏、小室哲哉氏
 

『朝が来る』

10 月 23 日 TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開
 
「子どもを返してほしいんです。」一本の電話から、運命が動き出す_。 一度は子どもを持つことを諦めた栗原清和と佐都子の夫婦は「特別養子縁組」というシステムを知り、男の子を迎え入れる。それ から 6 年、夫婦は朝斗と名付けた息子の成長を見守る幸せな日々を送っていた。ところが突然、朝斗の産みの母親“片倉ひかり” を名乗る女性から、「子どもを返してほしいんです。それが駄目ならお金をください」という電話がかかってくる。当時 14 歳だったひか りとは一度だけ会ったが、生まれた子どもへの手紙を佐都子に託す、心優しい少女だった。渦巻く疑問の中、訪ねて来た若い女に は、あの日のひかりの面影は微塵もなかった。いったい、彼女は何者なのか、何が目的なのか──?
 
【監督・脚本・撮影】河瀨直美
【原作】辻村深月 『朝が来る』(文春文庫)
【共同脚本】髙橋泉
【出演】永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子、中島ひろ子、平原テツ、駒井蓮、田中偉登、佐藤令旺、利重剛
【製作】木下グループ・組画
【配給】キノフィルムズ
 
©2020『朝が来る』
Film Partners 公式サイト:asagakuru-movie.jp

RANKINGアクセスランキング

データを取得できませんでした

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻