株式会社玄光社は、 『HAYATO ARAKI PHOTO BOOK ZOOM SESSION』を2020年10月14日(水)に発売。
突如世界を襲った新型コロナウイルス感染症の拡大で、 あらゆる活動自粛を余儀なくされた2020年5月。 「男を撮らせたら日本一!」と呼び声の高い写真家・荒木勇人氏がWeb会議アプリ「Zoom」を使ったリモート撮影に挑戦。 被写体は荒木氏が長年撮り続け、 プライペートでも親交の深い俳優・福士蒼汰。 普段は見られない自室での、 リラックスした雰囲気の撮影風景が公開されるとたちまち話題になり、 作品集化を望む声が多数寄せられた。 そこで、 荒木氏の作品への思いに共感してくれた人気俳優の磯村勇斗、 佐藤流司、 塩野瑛久を新たに撮り下ろし、 新しい写真の可能性を提案する作品集として一冊にまとめた。 巻末には荒木氏と4人の俳優との一対一のトークセッション、 作品で使用したリモート撮影のテクニックも紹介。
作品集は10月14日(水)より発売するが、 登場する俳優を1人ずつ両面カバーとする4種類の特装版をGENKOSHA STORE限定で予約販売。 特装版の部数は各俳優ごとに200部限定で、 カバー以外は通常版と同様の内容。 なお、 特装版カバーのデザインは変更する可能性が(使用写真の変更はない)。
荒木勇人氏コメント
未曾有のパンデミックが起こり、 対面での撮影ができない日々が続きました。 しかし制限が増えたことで、 逆に固定観念に縛られずチャレンジすることができました。 テーマは「遊びと挑戦」。 “ないものねだり”をするのではなく、 今できることを考え、 楽しみながら挑戦していく。 それを形にしたのがこの作品です。 また、 “写真集”という枠にもとらわれたくなくて、 ミュージック・アルバムを作る感覚で表現しました。 だから判型も、 CDやレコードを想起させる正方形にして遊び心を入れてみました。 1人ずつをそれぞれ1つの曲と考え、 4つのシングルをこの1冊にまとめたというイメージです。 たとえば、 1つのアルバムのなかにポップスもロックもジャズもR&Bもバラードもあるからおもしろい。 そんな自由な感じで、 この作品を楽しんでもらえたらな、 と思います。
出演者コメント (インタビューより抜粋)
福士蒼汰
(荒木さんとのリモート撮影の写真を見てくれた方々から、 )写真集やDVDとして何か形にしてほしいという声が多くて嬉しかったです。 たとえば僕が海外にいて、 写真撮ってほしいなって思ったら、 荒木さんが日本にいても撮ってもらえるので、 可能性が無限にある撮影方法だと思います。
磯村勇斗
すべてが新しくて、 実験的でおもしろかったです。 まだまだ可能性がたくさんありますよね。 何事も挑戦的な方が楽しいですし。 普段の撮影と違ってカメラ(スマートフォン)が固定されていて動ける範囲が制限されていたので、 躍動的とはいきませんでしたが、 そのぶん“表現すること”に集中できました。
佐藤流司
撮られている時はどうなっているかわからなかったけど、 作品を見せてもらったときに、 こうなっていたのか! と驚きました。 次に写真集を出すとしたら、 今回のようなリモート撮影の作品も入れたいなと思います。
塩野瑛久
一言に“リモート撮影”といっても、 こういう作品ができあがるって誰も想像できないですよ。 世の中にまだまだ出回ってないもの、 他の人の真似事じゃない作品に参加できたっていうのが、 すごく光栄です。