「いいね」とは、一体何がいいのだろう? 日夜Twitterに流れくる投稿や情報に次々と「いいね!」をつけて回るうち、ふとそんなことが気になった。これを「いいね」と思う気持ちは、果たしてどこから湧いて来るのか? 「いいね」の向こう側にある気持ちとは何なのか?
ここらで一度、「いいね」の良さをできるだけ言葉にしてみたいと思ったネットメディアに携わる3名が、お互いの「いいね欄」から特に気になったツイートをピックアップし、世界を支える良さについて語り合おう。いつか忘れてしまうその前に、あの日感じた「いいね」を心につなぎ止めるトークイベントが2020年9月04日(金)に開催。視聴チケットは現在発売中。
【無観客配信】次代のネット潮流を探るトークライブ!あの「いいね」を忘れない ~僕の私のTwitterいいね欄アワード~
2020年9月04日(金)
配信時間 20:00〜21:30(予定)
視聴チケット:¥1,200
チケットはキャスマーケットにて発売中
ご購入はこちらから
※アーカイブは配信日より2週間視聴可能
※配信内容を録画するなどして再配信する行為は禁止させて頂いております。
【出演】
原宿(オモコロ編集長)
松澤茂信(企画会社「別視点」社長)
古賀及子(デイリーポータルZ編集部)
出演者よりひとこと
原宿
Twitterのいいねって、最近はフォローしている人のタイムラインにも流れてくるようになってるんですよね。ますます“良さ”によって人がつながる時代になっていると思うし、その移り変わりのサイクルの早さにも驚く毎日です。今日いいと思ったことを、明日にはもう忘れているということが無いように、自分の感じた“良さ”を言葉に落とし込んでおくのが大事かもしれないなあ、という気持ちで古賀さん松澤さんと話してみたいと思います。上のツイートで知った生ピーマンの最強の食べ方は本気で良くて3日に1回は食べていますが、イベントではその話はしないかもしれません(もうここでしてしまったので) 。
松澤
気持ちが悪い趣味なのは重々承知してるのですが、人の”いいね”欄を覗くのが好きです。原宿さんのいいね欄はいいですよ。私は定期的に覗いています。その人にとって、何が”いい”のか。他者の目を意識したつぶやき以上に、見られることを想定してない”いいね群”は、その人の心を表してるのではないでしょうか。なにが、どう、いいと感じて、いいねを押したのか。いいねの真相を解き明かしていきましょう。上のツイートは、禁じられてもないのにやってはいけないと思い込んでることを浮き彫りにしています。案外、私たちの常識は『味噌汁にソーセージ』と同じ類かもしれませんね。
古賀
ツイッターはどういう表現、状況が『良い』のかを、手練れたちが秒単位でマイニングし合ってる最前線ですよね。信頼する人がいいねしているツイートに、いつも、ああ、こういうタイプのいいねがあるのかと、新しい価値観の台頭を感じています。そういうツイートっておおむねファーストインプレッションが“なにこれ”なことが多くて、このツイートなんかまさに“なにこれ”です。“なにこれ”を“良き”と即座に変換する能力も、我々はツイッターで日々磨いているのかななどと思います。