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葛飾北斎生誕260年記念事業、北斎ゆかりの地を巡る"リモート"旅を9月12日開催!

2020.08.26

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2020年は、 日本が世界に誇る浮世絵師・葛飾北斎の生誕260年の年。 日本の新しいパスポートのデザインに北斎作品「冨嶽三十六景」が用いられ、 2024年に発行される新紙幣の千円札のデザインには墨田区も所蔵する「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が採用されるなど、 大きな注目を集めている。
 
そこで、 墨田区では、 区主催記念事業第一弾として、 9月12日(土)、 北斎ゆかりの地を巡るリモート参加型ツアーを開催。 本ツアーは、 株式会社KADOKAWAおよびKADOKAWAグループの株式会社クールジャパントラベル協力のもと行われる。
 
1760年(宝暦10年)誕生、 1849年(嘉永2年)に生涯の幕を閉じた葛飾北斎。 墨田区(本所割下水付近)で生まれ、 90年の人生の中で93回もの引っ越しをしますが、 生涯のほとんどを現墨田区内で過ごし、 描くことへの情熱は自らを”画狂人”と称するほど。 そんな北斎が描いた作品の題材やゆかりの地の中で、 墨田区界隈のスポットを、 北斎研究の第一人者である案内人&北斎ファンのゲストと共にオンラインでご案内。 北斎に興味がある方、 北斎をもっと知りたい方、 普段は遠方で訪問が難しい方など、 どなたでもご自宅からご参加いただける。 
 
本ツアーは、 “withコロナ時代の新たな旅のカタチ”として、 リモートで参加できる旅行サービス「リモトラ」を活用して開催。 同サービスは、 クールジャパントラベルが2020年7月にリリース。 最大の特徴は、 在宅のお客様に旅行映像を配信するだけではなく、 双方向のコミュニケーションを大切にしたリアルタイムの参加型アクティビティを多数用意し、 “視聴者”ではなく“参加者”としてお楽しみいただける点にある。 
 
国内外に拠点を持つKADOKAWAは、 自治体などと連携し、 これまでさまざまな地域活性化事業に携わってきた。 2018年度はその一環として、 墨田区のアートプロジェクトである「隅田川 森羅万象 墨に夢」(通称:すみゆめ)に参加。 隅田川の景観を作品の一部に取り込む現代アーティストのイベントや、 北斎をきっかけに地域の文化芸術活動について考えるシンポジウムといった企画を、 墨田区とともに開催してきた。 本ツアーでは、 参加者の北斎に対する知見を深めるだけでなく、 江戸時代から現代に至るまで、 隅田川流域で豊かな文化を育んできた墨田区の魅力を再発見し、 国内外に発信することで、 地域活性化に貢献していくとのこと。 
 
※北斎生誕260年記念のメイン事業として、 10月10日(土)には、 すみだリバーサイドホール・イベントホール(墨田区役所2階)にて、 有識者を招いたシンポジウムを開催。 詳細は9月中旬にリリース予定。

Live Info.

北斎ゆかりの地を巡るリモート参加型ツアー

■開催日時 : 2020年9月12日(土)13:00~16:00(予定)
■参加費用 : 無料
■申込受付日: 2020年8月26日(水)~9月4日(金)
 
※受付は株式会社クールジャパントラベル内事務局にて行います。 
 
※応募者多数の場合は抽選となり、 当選された方にメールにてご案内いたします。 
お申込みにあたっての注意事項はお申込みフォームをご確認ください。 
 
※本企画は、 パソコンやスマートフォンからご参加いただくリモートツアーです。 
ご参加の際のインターネット環境はお客様ご自身でご用意いただく必要がございます。 
また、 Zoom( https://zoom.us/ )のアカウントとアプリのインストールが必要になります。 
 
※当日の映像は、 ツアーに参加できない方にもお楽しみいただけるよう、 後日配信予定です。 
 
■訪問先: 法性寺(北斎が信仰したゆかりのお寺)、 法泉寺(北斎が参詣の様子を描いたお寺)、 牛嶋神社(大絵馬『須佐之男命厄神退治之図』を奉納)、 誓教寺(北斎の墓所、 偉業を称えた胸像、 石碑が奉納されている) 
※法性寺・法泉寺・牛嶋神社=墨田区、 誓教寺=台東区
 
■北斎案内人: 五味 和之(ごみ・かずゆき)
大正大学文学部史学科日本史卒業、 同大学院文学研究科修士課程修了。 大学院博士課程在学中の1985年より墨田区文化財保護指導員を務める。 博士課程修了後、 武蔵野女子学院高等学校および中学校の非常勤講師、 読売日本テレビ文化センター講師を経て、 2009年墨田区文化振興財団北斎事業課主任・学芸員などに就任。 以降、 すみだでの北斎研究の第一線で活躍する。
 
■ゲスト: 橋本 麻里(はしもと・まり)
日本美術を主な領域とするライター、 エディター。 公益財団法人永青文庫副館長。 新聞、 雑誌への寄稿のほか、 NHKの美術番組を中心に、 日本美術を楽しく、 わかりやすく解説。 著書に『美術でたどる日本の歴史』全3巻(汐文社)、 『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』(集英社クリエイティブ)、 共著に『SHUNGART』『原寸美術館 HOKUSAI100!』(共に小学館)他多数。
 
■参加者向け問い合わせ先: 墨田区役所 文化芸術振興課 03-5608-6115
※8:30~17:00受付(土日祝除く)
 
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